Kurage FX Brain
Kurage FX Brain(kfxbrain)は、FX取引ボディから独立した判断API集で、x402決済とローカルGemma 4をサポートするKurage製品。
Kurage FX Brain(kfxbrain)は、株式会社エクスブリッジがkurage-platformのひとつとして提供する、FX向けの構造化判断API集です。FX自動売買ボディ(kfxai)から独立して利用でき、ローカルのGemma 4を中心に、コミット固定したTradingAgents・FinGPT・ai-hedge-fund・FinRobot・FinMemのLLM知能をHTTP APIとして公開します。公式LPは https://kfxbrain.exbridge.jp/ と https://kfxbrain.exbridge.jp/kfxbrain.html で、kurage-sitesに索引されています。AI VTuberのkurageがkfreqaiとkfxaiを運用するための「貸し出し用の頭脳」という位置づけで、暗号資産向けKurage Crypto Brainのきょうだい製品です。
主な機能
Vendored intelligence APIs
vendor/に固定した許諾的ライセンスのOSSを、改変せずコミット固定で実行し、各レスポンスに出典を明記します。実装方針は、TradingAgentsは上流グラフをパッチせずそのまま実行し、AI Hedge Fundは上流のプロンプト生成関数を直接呼んでLLM輸送層だけをGemma 4に差し替え、FinGPT系はGemma 4向けの構造化APIとして実行する、というものです。
POST /v1/vendor/tradingagents/run— TradingAgentsのマルチエージェントグラフを実データで完走。アナリストレポート→強弱討論→トレーダー計画→リスク討論→最終判断までを実行します。応答は秒ではなく分単位(実測で約5.5分)で、レポートの価格水準はキャッシュされた実データと照合済みです。このフルグラフのみ$0.50。POST /v1/vendor/fingpt/{task}— sentiment・headline・relations・entities・qa・forecast・reportの7種を厳密なJSONで返します。POST /v1/vendor/ai-hedge-fund/persona/{persona}— 上流13投資家エージェント(Buffett、Munger、Burryなど)のgenerate_*_output()をそのまま実行します。注意: 13人格は株式ファンダメンタルズ前提のプロンプトをFXに適用したものです。例えばBuffett人格は通貨ペアを「circle of competence外」としてneutral・低確信度を返します(実測済み)。マクロ・ニュース系のevidenceを渡した上で「人格つきセカンドオピニオン」として扱ってください。POST /v1/vendor/ai-hedge-fund/news-sentiment— ニュース感情分類と集約。POST /v1/vendor/ai-hedge-fund/portfolio— 複数分析結果の最終統合。POST /v1/vendor/finrobot/forecast— FinRobotのMarket Forecasterによる材料・懸念の提示と翌週の値動き%レンジ予測。POST /v1/vendor/finrobot/report/{section}— 損益計算書・バランスシート・キャッシュフロー・セグメント・リスク・競合・ハイライト・企業概要の8種。POST /v1/vendor/finmem/decide— FinMemの階層メモリ判断(short/mid/long/reflection記憶+リスク選好の性格切替)。POST /v1/vendor/finmem/reflect— FinMemの反省ループ(結果から教訓を抽出し記憶化)。
FX分析・判断API
POST /v1/analyze/technical— テクニカル分析。POST /v1/analyze/macro— 金利・景気・通貨差の分析。POST /v1/analyze/sentiment— ニュースと市場心理の分析。POST /v1/debate/bull-bear— 強気・弱気論点の対立整理。POST /v1/decide/trade— BUY / SELL / HOLD判断。POST /v1/assess/risk— 許可 / 縮小 / 拒否のリスク判定。POST /v1/decide/portfolio— 保有ポジションの管理判断。POST /v1/review/trade— 取引後レビュー。POST /v1/analyze/full— 全観点を1回で返す総合分析。
FX market intelligence APIs
vendorではなくkfxbrain独自の複数通貨ペア分析で、渡されたevidence以外は使いません。
POST /v1/market/opportunity-ranking— 最大40通貨ペアのリスク調整後機会ランキング。POST /v1/market/flow-ranking— COT、先物ポジション、金利差、実需などのフローランキング。POST /v1/market/anomaly— 価格、スプレッド、変動率、金利差、介入などの異常検出。POST /v1/market/margin-risk— レバレッジ、証拠金維持率、ストップアウト、ギャップの横断リスク(追証・強制ロスカットリスク判定を含む)。ブローカー固有ルールは推測せず、入力されていない維持率やストップアウト条件を不足情報として返します。POST /v1/signal/pair/{pair}— 個別通貨ペアの根拠付き方向シグナル。URLとJSON本文のpairが一致しない場合は誤判定防止のため拒否します。
決済と価格
x402によるオンチェーン従量課金です。会員登録・サブスク不要で、未払いリクエストには402チャレンジが返り、支払い前に価格・ウォレット・ネットワークを確認できます。全カタログは https://bittensorman.xyz/.well-known/x402.json の /fxbrain/ 配下に36パスとして機械可読で公開されています。
curl -X POST https://bittensorman.xyz/fxbrain/finmem/decide
# → HTTP 402: maxAmountRequired, payTo, network を含むチャレンジが返る
通常スキルは$0.05(7.5 JPYC)、TradingAgentsフルグラフは$0.50(75 JPYC)です。
| スキル群 | 例 | USDC (Base) | JPYC (Polygon) |
|---|---|---|---|
| FX判断コア (9) | technical / macro / sentiment / decide / risk / review / full | $0.05 | 7.5 JPYC |
| FinGPTタスク (4) | sentiment / headline / forecast / report | $0.05 | 7.5 JPYC |
| ai-hedge-fund (2) | news-sentiment / portfolio | $0.05 | 7.5 JPYC |
| FinRobot (9) | forecast / report/{8 sections} | $0.05 | 7.5 JPYC |
| FinMem (2) | decide / reflect | $0.05 | 7.5 JPYC |
| マーケットインテリジェンス (5) | opportunity/flowランキング・異常検知・追証リスク・ペアシグナル | $0.05 | 7.5 JPYC |
| TradingAgentsフルグラフ | 約5.5分のマルチエージェント討論 | $0.50 | 75 JPYC |
有料呼び出しはDeepSeek、自前運用ではローカルGemma 4(Ollamaのgemma4:12b-it-qat)を選択できます。Gemma 4は思考型モデルのため、API呼び出しでは常にthink: falseを送ります。
公開テストUI
public/kfxbrain.phpは、共通ログイン済み管理者だけがPOSTを実行できるテスト画面です。ブラウザからはPHPプロキシを経由してAPIへ接続し、APIトークンを公開しません。無料のブラウザWorkbench(The FX Intelligence Workbench)でも本番APIを試せます。
ローカル運用・セットアップ
OSSリポジトリとして自前運用も可能です。READMEの手順に従い、Python 3のvenv環境でFastAPI本体を立ち上げます。
python3 -m venv .venv
.venv/bin/pip install -e '.[dev]'
scripts/install_vendor.sh
cp .env.sample .env
# .env に KFXBRAIN_API_TOKEN を設定
set -a; source .env; set +a
.venv/bin/uvicorn kfxbrain.api:app --host 0.0.0.0 --port 18326
GET /v1/metaで全タスクとAI Hedge Fundの全personaを、GET /healthでvendor配置状態を確認できます。
信頼境界
trust-boundaryの設計に従い、Kurage FX Brainは判断だけを返し、ブローカー認証情報・注文API・注文数量の決定権を持ちません。データが足りない場合は捏造せず「足りない」と正直に返します。GemmaまたはDeepSeekが失敗した場合もテンプレートや別LLMへフォールバックせず、明示的なエラーを返します。最終的なリスクゲートはOSSの取引本体であるkfxaiが持ち、「頭脳はお金に触れない」構成です。
利用経路
同じ頭脳を複数のマーケットプレイスに公開しています。
- Coinbase CDP x402: Base上のUSDC決済で、
/fxbrain/配下の36パスを公開。通常スキルは$0.05、TradingAgents完全グラフは$0.50。 - Bankr: ウォレットを持つAIエージェント向けにコアFX判断スキルをx402リスティングで提供。Base上のUSDCで1回$0.05(TradingAgents完全グラフは直販レールで提供)。
- PayAPI Market: 同一のx402プロバイダー(
bittensorman/ウォレット0x444fad…)が公開・verified済み。 - Agent402: 同じプロバイダー・同じBaseウォレットで、x402エージェントとして掲載。
- JPYCレール: Polygon上の円ステーブルコイン決済のx402ゲートウェイ。通常スキル7.5 JPYC、TradingAgents完全グラフ75 JPYC。
- Virtuals ACP: Agent Commerce Protocolに「Kurage AI Project」として掲載。エージェント同士がUSDCエスクローでFX判断スキルを購入できます。
- RapidAPI(カード決済): 暗号資産ウォレットが無くても、APIキーとカード決済の従量課金で利用可能。エンドポイントは
kurage-fx-brain.p.rapidapi.com(X-RapidAPI-Keyヘッダで認証)。 - OSS自前運用: マーケットプレイスの従量課金は不要。kfxaiは市場・リスク判断にこのAPIを利用できますが、ブローカー認証、注文数量、執行はOSSの取引本体に残ります。
技術スタックはFastAPI・DeepSeek(有料レール)・ローカルGemma 4・vendored OSS at pinned commits・x402(USDC on Base / JPYC on Polygon)・Bankr・Coinbase CDP Bazaarです。
公開URL
- プロダクトLPトップ: https://kfxbrain.exbridge.jp/
- 個別LP: https://kfxbrain.exbridge.jp/kfxbrain.html
これらのURLはkurage-sitesのプロダクトLP索引に正式に記載されています。
関連プロジェクト
- kcbrain — 暗号資産版のきょうだいAPI。
- kfxai — FX取引ボディ。kfxbrainを判断レイヤーとして利用できます。
- kfreqai — 暗号資産版ボディ。
- url2ai — URL2AI Publisher。同じKurageエコシステムの記事生成・配信サービス。
- ai-judgment-backend — rule_based / local_llm / x402を切り替える判断レイヤー設計(トレード系プロダクト横断)。
- kurage-vtuber — これらを運用するAI VTuber。
- vibe-trading — バイブトレーディングの道具として、FX戦略にAI判断ゲートを差し込むための部品として位置づけられています。
- local-llm — 自前運用時にはローカルGemma 4を選択可能。
- oss-vendoring — 許諾的ライセンスのみ・コミット固定・出典明記でvendor化する方針。
出典
本ページの情報はkurage-lps、kurage-repos、およびkurage-sitesに基づきます。
See also: kurage-articles-index
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