TradingAgents-JP / Kurage TradingAgents
日本株向けマルチAIエージェント分析エンジン。Kurage TradingAgents (ktajp) の基盤として同梱される。
TradingAgents-JP は、複数のAIエージェントが独立に評価し、強気/弱気の討論とリスク審査を経て根拠付きの判断を返す日本株向け分析エンジンです。東証4桁コードを入れるだけで、テクニカル・ファンダメンタルズ・需給などの担当AIが議論します。上流の TradingAgents のコードを含まない独立実装として Apache-2.0 で公開され、その後、個人用の日本株AI分析からマルチユーザーSaaS「Kurage TradingAgents」(ktajp)の基盤エンジンへと発展しました。
主な事実
- ライセンス: Apache-2.0。上流TradingAgentsのコードを含まない独立実装。
- 用途: 日本株を中心に、複数エージェントによる議論を通じて投資判断の材料を提供。
- 機能: サマリー・価格動向・テクニカル所見・リスク要因・まとめの構成で日本語レポートを生成。日本株(7203.T)・米国株(AAPL)・暗号資産(BTC-USD)・FX(USDJPY=X)の4市場に対応し、ウォッチリストは最大10銘柄。
- 設計思想: 事実を作らない構造でハルシネーションを抑制し、取得できたデータだけで書き、無い項目は「データなし」と明示。
- 公開形態: 公開リポジトリ
ktajpの README では、TradingAgents-JP をvendor/に固定コミットで抱えるマルチユーザー版WEBサービスとして説明している。
製品への組み込み
- ktajp(Kurage TradingAgents) が
vendor/に固定コミットで同梱し、マルチユーザー向けWEBサービスとして提供。FastAPI サーバーは旧TradingAgents-JPのポートを引き継いだ0.0.0.0:18337で稼働し、public/ktajp.phpのPHP透過プロキシが kurage.exbridge.jp の共通Xログインを確定して検証済みユーザー名をX-Ktajp-User+ 共有トークンで API へ渡します。 - 1テナント=1 Xアカウント の分離モデルを採用。
store.pyの SQLite台帳(users / payments / runs)で管理し、1分析=1クレジットを消費します。 - 課金モデル: x402 $0.05/回(bankr / Base USDC、ウォレット署名で即時支払い・即時実行)、urlai 20,000(Base送金 →
eth_getLogsでオンチェーン検証、tx単位で二重計上防止)、PayPal 200円(Orders APIでサーバー側照合)の3択。 - 実行環境: 一般ユーザーの分析は deepseek 固定。admin(
KTAJP_ADMIN、既定 xb_bittensor)のみ内部設定・課金対象外。UIはKurageシリーズ共通デザイン(白ベース・左上アイコン)で?lang=en|jaの日英切替に対応。 - 運用:
systemd/ktajp.serviceをユーザーunitとして登録し、scripts/deploy_console.shでkurage.exbridge.jp/ktajp.phpへ、scripts/deploy_landing.shでtajp.exbridge.jpへデプロイする。環境変数にKTAJP_PROXY_TOKEN/DEEPSEEK_API_KEYを置き、PayPal利用時はKTAJP_PAYPAL_CLIENT_ID/KTAJP_PAYPAL_SECRETも必要。 - ksbrain: 本エンジンのスキルとしても提供され、x402 による従量課金で利用できます。判断は根拠とセットで保存され、あとから追跡可能。
- kfxbrain: 上流 TradingAgents をベンダー知能として抱えるが、TradingAgents-JP は日本株向けの独立実装という位置づけ。
進化の経緯
- 2026年7月25日、「TradingAgents-JPを公開し、判断基盤ksbrainを独立APIにした設計——日本株AIで『画面』と『頭脳』を分ける」として公開。判断基盤 ksbrain を独立API化し、「画面」と「頭脳」を分離する設計を採用。
- 2026年7月31日、「個人用の日本株AI分析を、マルチユーザーSaaSにした — TradingAgents-JPがKurage TradingAgentsになるまで」と題した記事で、個人用ツールからマルチユーザーSaaS化した経緯が公開された。
- 公開リポジトリとしての
ktajpは、TradingAgents-JP をエンジンとして抱え、課金・認証・テナント分離を備えた本番運用形態を README に明文化している。
関連
- ktajp — 本エンジンを同梱する日本株分析サービス(Kurage TradingAgents)
- ksbrain — 独立API化された判断基盤。本エンジンのスキルを提供
- kfxbrain — 同様にTradingAgents系の知能をAPI化したFX向け製品
- kfinanalyst — 類似のレポート生成サービス(FinRobot系)
- kurage — EXBRIDGE, Inc.のプロダクト群
- ai-agent — 複数エージェントによる議論の背景概念
- ai-judgment-backend — 判断レイヤーの差し替え可能な設計思想
- x402 — 判断APIの従量課金プロトコル
- evidence-traceability — 判断と根拠を保存・追跡する設計
- oss — オープンソース公開の位置づけ
- kurage-articles-index — 本エンティティの新情報源となった文書
- kurage-repos — 本エンティティの情報源となった文書
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