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中心市街地の活性化に関する質問主意書

参議院 第162回 第52号承知していない ×1検討してまいりたい ×1

提出者
参議院
提出日
2005年8月8日
内閣転送 2005年8月8日
答弁書受領日
2005年8月12日
提出から4日
答弁の項目数
4
質問 708字/答弁 1,049字

質問本文

全国の中心市街地の活力が失われつつある。その大きな要因に土地利用制度の不備と市町村長がリーダーシップを発揮できない法体系の存在が考えられる。

そこで、以下のとおり質問する。

一 都市の郊外部において農地転用が行われ、その土地にショッピングセンター等が立地することにより、近隣の中心市街地の衰退を招いているという状況がある。このような状況が過去十年間において全国で何件あったのかを示されたい。

二 中心市街地に及ぼす影響を考え、農地転用を許可しなかった件数が過去十年間において全国で何件あったのかを示されたい。

三 中心市街地の活性化の観点から、農地転用の許可について、市町村等と協議した上で、必要であれば出店規制を行う必要があると考えるが、この点についての政府の見解を示されたい。

四 韓国では土地に関する法体系を改正し、都市地域と農地が一体として扱えるようになっていると聞いている。我が国においても、土地利用規制を効果的に行うため、現在の土地に関する法体系を抜本的に改正する必要があるのではないか。この点について、政府の見解を示されたい。

五 現在、市町村長等がまちづくりを進めるに当たって、その基本方向や具体的内容を定める法律として、地方自治法(市町村基本構想)、都市計画法(市町村マスタープラン)等があるが、これらの個別の法律では、構想の具体性、対象とする地域の限定性などの観点から必ずしも十分ではない。今後の地方分権化社会において、市町村長等がまちづくりを進めることを支援するための新たな法体系を作ることが必要と考えるが、どのような法体系が適切と考えるか、この点について政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

農地法(昭和二十七年法律第二百二十九号)第四条第一項又は第五条第一項の規定に基づく許可については、同法第一条に規定する目的に即し土地の農業上の効率的な利用を図る観点から、同法第四条第二項各号又は第五条第二項各号に許可することができない場合が定められている。

このため、同法第四条第二項各号又は第五条第二項各号に該当しないにもかかわらず、中心市街地に及ぼす影響を考慮して、許可をしなかった事案はないと考えている。

また、同法第四条第一項又は第五条第一項の規定に基づく許可を受けて転用が行われた土地にショッピングセンター等が建設された結果、近隣の中心市街地が衰退した事例については、把握していない。

三について

農地法第四条第一項又は第五条第一項の規定に基づく許可については、一及び二についてで述べたとおり、土地の農業上の効率的な利用を図る観点から許可することができない場合が定められており、中心市街地の活性化の観点から許可することができない場合を追加することは考えていない。

四について

我が国においては、総合的かつ計画的な国土の利用を図るため、国土利用計画法(昭和四十九年法律第九十二号)に基づき、都道府県単位で土地利用基本計画を定めるとともに、同計画に即して適正かつ合理的な土地利用が図られるよう都市計画法(昭和四十三年法律第百号)、農業振興地域の整備に関する法律(昭和四十四年法律第五十八号)等の法律に基づく土地利用の規制に関する措置を講ずることとしており、今後とも、これらの法律の適切な運用により、適正な土地利用の実現に努めてまいりたい。

五について

市町村は、その事務を処理するに当たっては、その地域における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想を定め、これに即して行うようにしなければならないこととされており、この制度の適切な運用により、市町村による自主的かつ自立的なまちづくりが進められるよう努めてまいりたい。

また、まちづくりの基本的な方針の策定やそのための土地利用制限等を規定する法律として都市計画法が制定されているが、同法については、規制が適用される地域が限定されていること等必ずしも十分ではないところがあることから、本年六月、社会資本整備審議会に対し、「新しい時代の都市計画はいかにあるべきか。」について諮問したところであり、同審議会の議論を踏まえ、今後、市町村等によるまちづくりを支援するための同法の土地利用制度の在り方について検討してまいりたい。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

承知していない ×1検討してまいりたい ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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