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中国による東シナ海ガス田開発に関する質問主意書
参議院 第173回 第21号
質問本文
昨年六月、東シナ海のガス田開発で、日中共同開発が合意された。翌檜(中国名・龍井)の南側の日中中間線をまたぐ海域での共同開発区域の設定、及び白樺(同・春暁)の開発に日本も資本参加するとの内容であり、白樺については具体的計画が決まるまで中国は開発を中断することで合意していたとされている。
しかし、その後日本は中国に交渉を持ちかけたが、中国は応じなかった。今年七月、八月にかけて白樺ガス田等に中国船が出入りし、ガス田開発の施設整備を中国が一方的に進めていたとの情報もある。
そこで、次の事項について質問する。
一 今年七月、八月にかけて、技術者らの住居棟、掘削塔、処理施設といったガス田開発・掘削に必要な施設整備を中国側が進めていたのは事実か。
二 一の事実があったとして、日本側はどのような外交交渉を行ったか。また、今後どのような交渉を行うのか。
三 中国がすでに一方的に開発を進めている等の情報は入っているか。また、本件に関する実態調査を行っているか。
四 中国が一方的に掘削を開始するような事態が生じたとき、政府はどのような対応をとるのか。
五 本年十月十日の鳩山首相と中国の温家宝首相の会談で、東シナ海のガス田共同開発について鳩山首相が「協力して採掘し、友好の海にしよう」と提案したのに対し、温首相が「基本的には賛成だ」としながらも「国民感情の問題はある」と指摘したとの報道があった。「国民感情の問題」とはどのような意味と考えるか。
右質問する。
政府答弁書
一及び三について
政府としては、平素から東シナ海を含む我が国周辺海域の状況を注視しており、御指摘の期間において、白樺油ガス田における海洋構築物(以下「白樺海洋構築物」という。)における中国側動向についても確認している。これまでのところ、中国側からは、白樺海洋構築物の維持・管理等に関する作業を行ったものであるとの説明を受けている。
二について
政府としては、東シナ海を平和・協力・友好の海とするとの日中両国首脳間の共通認識を実現するための第一歩として、東シナ海における日中間の協力についての平成二十年六月十八日の合意(以下「合意」という。)を速やかに実施に移していくことが重要であると考えており、中国側に対し、首脳会談を含め、累次の機会に働きかけるとともに、白樺海洋構築物における中国側動向についても、累次、中国側に対し、懸念を伝え、信頼を損なうような行為をとらないよう申し入れてきた。
政府としては、今後とも、合意を速やかに実施に移すため、中国側に対し、様々な機会にあらゆるレベルで粘り強く働きかけていく考えである。
四について
政府としては、現在、中国側に対して、合意の速やかな実施を働きかけているところであるが、今後とも日本の国益の確保を前提として適切に対処してまいりたい。
五について
御指摘の報道については承知しているが、お尋ねの会談において温家宝国務院総理は、合意に関し、東シナ海を平和・協力・友好の海にしたい、この問題は、機微な問題であるので、国民の理解と支持が必要である旨を述べたものと承知している。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。