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東シナ海における日本と中国の資源開発に関する質問主意書
参議院 第178回 第19号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×3承知していない ×1
質問本文
東シナ海における資源開発については、二〇〇八年六月に日本と中国の間で共同開発などに関する合意が交わされた。そこで、以下質問する。
一 同合意には北部海域における共同開発が定められているが、この北部海域とは具体的にどの海域を指すのか。具体的に緯度・経度などによって示されたい。
二 東シナ海には日本名で白樺、楠、樫、翌檜などのガス田があるが、北部海域の中に日本側が命名したガス田は存在するのか。
三 同合意では白樺の開発に関して日本法人が出資により参加することになっているが、現時点では中国の何という名称の法人が開発に着手しているのか。
四 白樺における中国側の開発は、現在、どのような段階にあると見込まれるのか。また、同合意締結後は開発は凍結されているのか。
五 合意された海域以外の海域については継続して協議することになっているが、楠、樫、翌檜など日本側が命名したガス田のうち、この海域に存在するものはどれか。
六 二〇〇八年六月の同合意以降、中国側が日中中間線近辺で単独で資源開発を進めている事実はあると政府は認識しているか。
七 二〇〇八年六月の同合意では、北部海域における共同開発と白樺の開発への日本法人の参加のための国際約束を締結することになっているが、この国際約束ではどのようなことについて取り決めることになるのか、より具体的に示されたい。
八 前記七の国際約束が締結されると、これは国会における承認案件になると考えるが、政府の見解を示されたい。
九 政府は東シナ海におけるガス田の埋蔵量をどのくらいと見込んでいるのか。白樺、楠といったガス田ごとにガス、油といった資源ごとの埋蔵量を示されたい。
十 二〇〇八年六月の同合意以前に日中間の協議において日本側は中国側に対し、地下資源に関するデータの提供を求めていたとされるが、中国側から何らかの提供はあったのか。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの共同開発区域は、次の座標の各点を順次に結ぶ線及び1と7とを結ぶ線によって囲まれる区域である。
1 北緯二十九度三十一分、東経百二十五度五十三分三十秒
2 北緯二十九度四十九分、東経百二十五度五十三分三十秒
3 北緯三十度四分、東経百二十六度三分四十五秒
4 北緯三十度零分、東経百二十六度十分二十三秒
5 北緯三十度零分、東経百二十六度二十分零秒
6 北緯二十九度五十五分、東経百二十六度二十六分零秒
7 北緯二十九度三十一分、東経百二十六度二十六分零秒
二について
お尋ねの「日本側が命名したガス田」の意味するところが必ずしも明らかではないが、御指摘の「白樺」、「楠」、「樫」及び「翌檜」は、一についてで述べた区域には存在しない。
三について
お尋ねの「開発に着手している」の意味するところが必ずしも明らかではないが、「白樺」における開発には、中国海洋石油総公司及び中国石油化工集団公司が投資を行っていると承知している。
四について
「白樺」については、中国側が一方的に資源開発を進めている可能性はあると見ているが、現時点では、これを断定できる状況にはないと考えている。
五について
お尋ねの「日本側が命名したガス田」の意味するところが必ずしも明らかではないが、「楠」、「樫」及び「翌檜」は、お尋ねの継続して協議することになっている「合意された海域以外の海域」に存在する。
六について
お尋ねの「日中中間線近辺」において、中国側が単独で資源開発の可能性がある活動を行っている事例を認識しているが、現時点では、資源開発を行っていると断定できる状況にはないと考えている。
七及び八について
お尋ねの国際約束は、現在中国側に対し交渉の早期再開を求めているところであることから、その詳細を明らかにすることは差し控えたいが、一についてで述べた区域及び「白樺」における協力の態様等を定めるものとなると考えている。当該国際約束につき国会の承認を求めることとなるか否かについては、交渉の結果として取りまとめられる国際約束の内容によることから、現時点においてお答えすることは困難である。
九について
平成六年に石油審議会開発部会技術専門委員会が東シナ海及び沖縄周辺海域における石油及び天然ガスの資源量を石油換算で約五億キロリットルと推定しているが、政府としては、「白樺」、「楠」といった油ガス田ごとの埋蔵量は把握していない。
十について
お尋ねについては、我が国から中国側に対して情報提供の申入れを行っているが、外交上の個別のやり取りの詳細について明らかにすることは差し控えたい。
この答弁書に出てくる定型句
お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×3承知していない ×1
語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。
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