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東日本大震災におけるがれき処理に関する仙谷由人内閣官房副長官の発言に関する質問主意書

参議院 第177回 第173号

提出者
参議院
提出日
2011年5月31日
内閣転送 2011年6月6日
答弁書受領日
2011年6月10日
提出から10日
答弁の項目数
2
質問 657字/答弁 315字

質問本文

東日本大震災の発生から二か月半が過ぎたところであるが、被災地では一向にがれきの処理が進んでいない。去る五月八日、NHKのテレビ番組において、仙谷由人内閣官房副長官から、東日本大震災で発生したがれきの処理について、自治体の事務としている現行制度を見直し、国の直轄事業で実施する方向で進めたい旨の発言があった。その後、五月十六日、環境省から、「東日本大震災に係る災害廃棄物の処理指針」が示されたが、全額国庫負担の財政措置がなされるとされているものの、国の役割としては、財政措置のほか専門家の派遣、処理施設に係る情報提供等の支援の実施にとどまっている。そこで以下、東日本大震災におけるがれき処理に関する仙谷内閣官房副長官の発言について質問する。

一 「東日本大震災に係る災害廃棄物の処理指針」では、処理費用の全額国庫負担の方針を示しているが、仙谷内閣官房副長官の発言にあったような国の直轄事業としてがれき処理を行うことについては触れられていない。被災地では、仙谷内閣官房副長官の発言のとおり、国の直轄事業としてがれき処理がなされるものと受け止められている。菅内閣の一員である仙谷内閣官房副長官の発言は重いと考えるが、政府の見解を示されたい。

二 がれきの撤去・処理は、大震災からの復旧・復興に向けた第一歩であり、速やかに実施することが求められている。そのためには、がれきの量の膨大さや被災自治体の状況に鑑み、仙谷内閣官房副長官の発言どおり国の直轄事業として実施されるべきと考えるが、政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

御指摘の発言は、東日本大震災により生じた瓦礫等の処理について、政府が積極的な役割を果たし、直轄事業としても行うことができるよう、現行制度の在り方を検討する必要があるという考えを示したものと承知している。

二について

政府としては、被災地における瓦礫等の処理への支援として、例えば、岩手県、宮城県及び福島県並びに複数の被災市町村に職員を派遣し、さらに、被災地以外の地方自治体に対し、経験豊富な職員の派遣を要請しているところであり、被災地における瓦礫等の処理が、適切に、かつ可能な限り迅速に行われるよう、被災地の地方自治体の対応に任せるのではなく、必要な場合には政府として積極的な役割を果たすことが必要であると考えている。

参議院の原文

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