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原子力安全委員会事務局の誤った説明に関する質問主意書

参議院 第179回 第6号

提出者
参議院
提出日
2011年10月27日
内閣転送 2011年10月31日
答弁書受領日
2011年11月4日
提出から8日
答弁の項目数
1
質問 543字/答弁 358字

質問本文

原子力安全委員会事務局は、本年四月十一日、「放射線防護の線量の基準の考え方」という文書を公表し、その中で、「年間百ミリシーベルト以下では健康への影響はない」と説明している。しかし、その説明が誤りであることは、原子力安全委員会事務局が五月二十日に公表した「低線量放射線の健康影響について」という文書で、「百ミリシーベルト以下の被ばく線量による確率的影響の存在は見込まれる」とし、その可能性に付言したことからも明らかである。ところが、今に至っても、当初、原子力安全委員会事務局が行った「年間百ミリシーベルト以下では健康への影響はない」という説明がマスメディアや地方公共団体発行の広報で散見されるのが実態である。

そこで、以下のとおり、質問する。

一 「年間百ミリシーベルト以下では健康への影響はない」という説明が誤りであったことを広く国民に周知させるために、政府はいかなる手段を講じたのか。

二 前記一について、その方法によって、十分な周知がなされたといえるのか、政府の見解を示されたい。

三 現在でも、原子力安全委員会事務局が誤って説明した内容に基づき、放射線被ばくを軽視する情報がマスメディアや行政から繰り返し発信されていることについて、政府としていかなる対応をするのか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一から三までについて

御指摘の「放射線防護の線量の基準の考え方」における「年間百ミリシーベルト以下では健康への影響はない」という記述(以下「本件記述」という。)については、原子力安全委員会のホームページにおいて、本件記述が正しくないこと及び「百ミリシーベルト以下の被ばく線量による確率的影響の存在は見込まれるものの不確かさがあります。」としている御指摘の「低線量放射線の健康影響について」を参照していただきたい旨を記載しており、また、政府・東京電力統合対策室合同記者会見において、本件記述が正しくないことを含め低線量放射線の健康影響について原子力安全委員会事務局から詳細な説明を行うなど、低線量放射線の健康影響について国民の正しい理解が得られるよう努めているところであり、引き続き、適切な情報発信に努めてまいりたい。

参議院の原文

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