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学校等における放射線量の測定方法等に関する質問主意書
参議院 第177回 第177号検討してまいりたい ×2
質問本文
政府は、福島県内の学校等における子どもたちの年間被ばく量を一ミリシーベルト以下に抑える目標を示した。これに関連して、以下のとおり質問する。
一 政府は、学校施設の利用基準を「年間被ばく量二十ミリシーベルト以下」に設定した際に、校庭等の空間線量率を測定する際の高さの目安として、保育所・幼稚園・小学校・特別支援学校は五十センチメートル、中学校は一メートルを示した。学校等における放射線量の測定場所は、今後もこれだけで十分だと考えるのか、政府の見解を示されたい。
二 校庭の空間線量率は、グラウンド中心部や樹木の陰、砂場、建物の近くなど場所によって大きく異なるが、その測定方法については政府が高さの目安しか示していないため、学校関係者に混乱を生じさせている。空間線量率を測定すべき場所を増やしたり、数か所測定して最高値を報告させるなど、測定のためのマニュアルを作成する考えはないか、政府の見解を示されたい。
三 政府は、福島県内の学校等における子どもたちの年間被ばく量を一ミリシーベルト以下に抑える目標を示したが、校庭の土壌処理費用の助成以外に年間被ばく量を低減する方策をいまだ示していない。校舎や関連施設の除染など、さらなる方策を検討すべきだと考えるが、政府の見解を明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
放射線の空間線量率の測定地点については、平成二年に科学技術庁(当時)に置かれた諮問機関である放射線審議会の測定部会が策定した「空間γ線スペクトル測定法」において、原則として地表からの高さを一メートルに設定することとしてきたところであり、政府においては、福島県内の小中学校等の校庭等の利用判断における空間線量率を測定する適切な地点として、中学校では地表から一メートルの高さに設定し、また、幼稚園や小学校等では、幼児及び児童の身長も考慮し、安全面を重視して、地表から五十センチメートルの高さに設定しているところである。
二について
文部科学省が独立行政法人日本原子力研究開発機構の協力を得て実施している福島県内の小中学校等の校庭等における空間線量率の測定においては、校庭等の中心部及び周辺部四点の合計五点において測定するなどの方法をとっているところであり、この測定結果等を踏まえ、今後、福島県等が実施する小中学校等の空間線量率の測定においても参考となる事項を示すことについて検討してまいりたい。
三について
政府としては、校庭等の表層土を削り取り、校庭等における放射線の空間線量率を減少させる対策により、児童生徒等が受ける放射線の線量を相当程度低減させることができると考えている。また、現在、福島県と連携し、福島県内の小中学校等の校庭等における空間線量率のモニタリングを実施するとともに、福島県内の全ての小中学校等に積算線量計を配布して、これにより、児童生徒等が実際に受ける積算線量のモニタリングを実施しているところであり、これらの状況を踏まえ、今後、必要に応じて更なる対策について検討してまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。