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特別会計に関する法律等の一部を改正する等の法律案及び外国為替資金に関する質問主意書

参議院 第185回 第53号お答えすることは困難 ×1

提出者
参議院
提出日
2013年11月11日
内閣転送 2013年11月13日
答弁書受領日
2013年11月19日
提出から8日
答弁の項目数
3
質問 1,000字/答弁 666字

質問本文

特別会計に関する法律等の一部を改正する等の法律案及び外国為替資金に関して、以下のとおり質問する。

一 国全体の財政の一層の効率化・透明化を図るため、特別会計及びその勘定等について、廃止・統合等の措置を講ずることは賛成であるが、財務省のホームページでは法律案の概要の「特別会計に関する法律の一部改正」において、「外国為替資金特別会計の積立金を廃止するとともに、金融市場の進展等を踏まえた運用効率の向上のための規定を整備」と記載されている。

法律案を見ると、特別会計に関する法律第七十六条が改正され、外国為替資金の運用先として、従来の銀行のほかに証券会社も加えられ、金融指標等先物契約を締結することができるとされている。さらには、信託会社と投資一任契約を結んで運用できるようになる。

二〇〇八年のリーマンショックによる金融危機で世界的な不況に喘いでいる中、日本は率先してマネーゲームを始めるというのか。リスクの高い運用で損失が出た場合には、誰がどのように責任を取るのか、政府の見解を明らかにされたい。

二 特別会計に関する法律第七十六条が改正されて外国の金融機関に運用を任せた場合、そこから派生する運用益はどの程度見込んでいるのか、示されたい。

平成二十五年九月末における我が国の外国為替資金は、一兆二千二百九億二千八百万ドルにも及ぶ。日本の名目GDPの二十パーセント以上に相当する外国為替資金を運用させるのだから、金融機関にも巨額の手数料あるいは売買利鞘が発生すると思うが、それはどの程度見込んでいるか、概算の数値を示されたい。

三 外国為替及び外国貿易法第七条第三項には「財務大臣は、対外支払手段の売買等所要の措置を講ずることにより、本邦通貨の外国為替相場の安定に努めるものとする」とある。つまり外国為替資金は、外国為替相場の安定に寄与することを目的としている。この権限に基づき為替介入が行われるが、その原資は、財務省が発行する政府短期証券ではないのか。

巨額の財政赤字が累積している政府が、さらに借金を増やしながら、巨額の外国為替資金残高を維持する必要があるのか。

一時的な為替介入のために、これほど巨額な外国為替資金は必要ないはずである。今後、購入した外債の償還期限が到来した際には、ロールオーバーせずに償還し、外国為替資金残高を減らす予定はあるのか、政府の見解を明らかにされたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

外国為替資金特別会計(以下「外為特会」という。)が保有する外貨資産は、「外国為替資金特別会計が保有する外貨資産に関する運用について」(平成十七年四月四日財務省報道発表)において定められた、「安全性及び流動性に最大限留意した運用を行うこととし、この制約の範囲内で可能な限り収益性を追求するものとする。」との運用方針の下で運用を行っている。御指摘の法改正後の運用も、この運用方針に沿って行われるものであり、この運用方針に反するリスクの高い運用を目指すものではない。

二について

外為特会が保有する外貨資産の運用の外部委託については、「安全性及び流動性に最大限留意した運用を行うこととし、この制約の範囲内で可能な限り収益性を追求するものとする。」との運用方針の下で、運用対象資産など具体的内容を検討していくこととしているが、運用益については、具体的な外部委託の内容や市場の状況によることから、見通しを述べることは困難である。また、手数料等についても、この運用方針の下で、運用対象資産など具体的内容を検討していくこととしており、これを踏まえて今後検討することになる。

三について

外為特会が保有する外貨資産は、基本的には政府短期証券を発行して調達した資金により過去に外国為替平衡操作を行ってきた結果であり、特定の規模を念頭において外貨資産を保有しているものではない。

御指摘のように、外国為替資金残高を減らすため、外貨資産を市場で売却することは、外国為替相場に大きな影響を与えるおそれがあることから、慎重に考えるべき問題である。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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