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国家戦略特区ワーキンググループの議事要旨等の公表に関する質問主意書
参議院 第193回 第161号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×2検討してまいりたい ×1
質問本文
国家戦略特別区域基本方針(以下「基本方針」という。)は「情報公開の徹底を図り、透明性を十分に確保すること。」を国家戦略特別区域(以下「国家戦略特区」という。)制度の運用の原則の最初にあげている。安倍総理をはじめ政府は、国会の場でも議論を公開することで透明性の高い制度となっている旨の答弁を繰り返している。しかし、規制緩和を推進するために提案者からヒアリングを行い、それをもとに関係省庁等と交渉を行っている国家戦略特区ワーキンググループ(以下「ワーキンググループ」という。)の配布資料や議事要旨または議事概要(以下「議事要旨等」という。)の公表がほとんど進んでいない。国家戦略特区制度は透明性が高いというのであれば、まず基本的な資料である配布資料や議事要旨等の公表が必要であり、直ちに行わなければならない。その観点から以下、質問する。
一 ワーキンググループの提案に関するヒアリングの年度ごとの開催数(ヒアリング事項を単位として数える)、そのうち配布資料が公表されているヒアリングの数および配布資料が無いヒアリングの数、議事要旨等が公表されているヒアリングの数をそれぞれ明らかにされたい。
二 ワーキンググループの関係省庁等からのヒアリングの年度ごとの開催数(ヒアリング事項を単位として数える)、そのうち配布資料が公表されているヒアリングの数および配布資料が無いヒアリングの数、議事要旨等が公表されているヒアリングの数をそれぞれ明らかにされたい。
三 ワーキンググループの議事要旨等の公表状況をみると、今年度、昨年度についてほとんど公表されておらず、それ以前も公表が非常に遅れている。この理由について、未公表の議事要旨等のほとんどは文字起こしが済んでいるが、民間議員のチェックが済んでいないため公表が遅れているためであると、説明を受けている。
1 ワーキンググループの提案に関するヒアリングの未公表の議事要旨等のうち、民間議員にチェックを依頼し、そのチェックが済んでいないため公表ができていないものの数を年度ごとに明らかにされたい。
2 ワーキンググループの関係省庁等からのヒアリングの未公表の議事要旨等のうち、民間議員にチェックを依頼し、そのチェックが済んでいないため公表ができていないものの数を年度ごとに明らかにされたい。
四 民間議員のチェックが遅れているため、何年も議事要旨等の公表が遅れていることについて、政府はどのように認識しているか。民間議員の姿勢は透明性の確保を掲げる基本方針からの逸脱がはなはだしいと考えるが、政府の見解はいかがか。
五 国家戦略特別区域諮問会議運営規則において、同会議の終了後、速やかに議事要旨を作成し、公表することとされ、さらに公表までの期間についても三日以内に公表するよう努めることとされている。第一回ワーキンググループにおいても八田座長、原委員が原則公開という意見を述べられている。ワーキンググループでの議論や、国家戦略特別区域諮問会議運営規則にならってワーキンググループにおいて非公開とされた回以外の議事要旨は速やかに公表されるべきではないかと考えるが、政府の見解を明らかにされたい。また、国家戦略特別区域諮問会議のように最終的に会議録を公開すべきではないか。
六 民間議員に対して議事要旨等のチェックの期限を設け、異議が出されなければ了承したとみなすようにするなど、速やかに議事要旨等が公表されるよう措置を講ずるべきではないか。また、現在公表が遅れている配布資料や議事要旨等についていつまでに作業を終わらせて公表するつもりか、政府の見解を明らかにされたい。
七 首相官邸ホームページのワーキンググループのページを見る限り、配布資料が無かったのか、非公表なのか区別がつかない。これを明確に区別できるようにすべきではないか。
八 ワーキンググループの提案に関するヒアリング、関係省庁等からのヒアリングの配布資料、議事要旨等について非公表とされているものがあるが、そのヒアリングごとに理由を明らかにされたい。政府が国家戦略特区制度は透明性が高いというのであれば、直ちにすべての配布資料、議事要旨等を公開すべきと考えるが政府の見解を明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの「ワーキンググループの提案に関するヒアリング」について、提案ごとに数えた場合の①開催数、②配布資料が公表されているヒアリングの数、③配布資料がないヒアリングの数及び④議事要旨が公表されているヒアリングの数を年度ごとにお示しすると、次のとおりである。
平成二十五年度 ①八十五 ②六十三 ③零 ④六十三
平成二十六年度 ①九十七 ②九十一 ③零 ④五十一
平成二十七年度 ①八十 ②六十八 ③零 ④八
平成二十八年度 ①五十八 ②五十三 ③零 ④五
二について
お尋ねの「ワーキンググループの関係省庁等からのヒアリング」について、ヒアリング事項ごとに数えた場合の①開催数、②配布資料が公表されているヒアリングの数、③配布資料がないヒアリングの数及び④議事要旨が公表されているヒアリングの数を年度ごとにお示しすると、次のとおりである。
平成二十五年度 ①五十四 ②十二 ③五 ④九
平成二十六年度 ①二百五十一 ②百五十五 ③十 ④五十三
平成二十七年度 ①百六十一 ②八十六 ③十九 ④四
平成二十八年度 ①百二十八 ②七十 ③十四 ④五
三について
お尋ねの「そのチェックが済んでいないため公表ができていないもの」の意味するところが必ずしも明らかではないため、お答えすることは困難である。
四から六までについて
お尋ねの「提案に関するヒアリング」及び「関係省庁等からのヒアリング」の議事要旨(以下「ヒアリングの議事要旨」という。)については、民間議員をはじめ提案者や関係省庁の担当者等の出席者全員による記載内容の確認を行うなどの必要な準備が整い次第、非公開とされた回に係るものを除き、首相官邸のホームページ等において公表しているところであるが、国家戦略特区ワーキンググループの開催頻度が高く、また、確認する記載の分量も多いことから、ホームページに掲載する準備が整うまでには一定の期間が必要である。いずれにせよ、ヒアリングの議事要旨(非公開とされた回に係るものを除く。)は、準備が整い次第、速やかに公表すべきものであると考えており、現在公表していないヒアリングの議事要旨や配布資料についても、公表すべきものについては、準備が整い次第、速やかに公表してまいりたい。
また、お尋ねの「会議録」の意味するところが必ずしも明らかではないが、ヒアリングの議事要旨については、可能な限り発言者の発言内容を忠実に再現したものにすることとしている。
七について
政府としては、これまでも、国家戦略特区ワーキンググループにおける審議の内容等について、首相官邸のホームページ等への掲載等により適切な公表に努めてきたところであるが、引き続き、公表の在り方について検討してまいりたい。
八について
国家戦略特区ワーキンググループの配布資料や議事要旨は、審議の透明性を確保する観点から、座長が適当と認める方法により公表することとしている。一方で、ヒアリングの議事要旨や配布資料の中には、首相官邸のホームページ等に掲載されていないものもあるが、これは、提案内容を公にすることにより、提案者の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるなどの場合に座長の判断によって非公表とされたものや、発言者による確認が未了であるなどホームページ等に掲載する準備が整っていないものである。
政府としては、これまでも、国家戦略特区ワーキンググループにおけるヒアリングの時期、対象事項等を早期に公表するとともに、ヒアリングの議事要旨を詳細なものにするなど、可能な限り情報を公開してきているところであり、引き続き、議論の透明性の十分な確保に努めてまいりたい。
この答弁書に出てくる定型句
お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×2検討してまいりたい ×1
語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。
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