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税務官吏特別手当支給に関する質問主意書

参議院 第2回 第70号

提出者
参議院
提出日
1948年4月15日
内閣転送 1948年4月21日
答弁書受領日
1948年4月27日
提出から12日
答弁の項目数
0
質問 391字/答弁 717字

質問本文

一、税務官吏の中特に重要なポストにおる官吏は徴税上東奔西走する。雑費及調査費がかかる。特に闇商人を発見する行動は増税の華形である。特別賞与を出すべき殊勲者であるから、特別手当を平素支給すべきである、一ケ月二千円程度、一税務署に十人程度、課長及次席級に支給すべきであるが政府の処見を問う。

二、タバコの専売局工場員はたばこの闇売りで一ケ月一万円以上の別途収入があるは公然の秘密であると新聞は報じておるが、政府は一番大事なせん端徴税吏の手当に親心が不足しており、課税すべき幾百億の財源を失つておるが、一年に五千万円の特別手当を出し二百億万以上の増収の処見の有無を問う。

右質問に対し責任ある答弁を要求する。

〒100-0014 東京都千代田区永田町1-7-1

電話:03-3581-3111(大代表)

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参議院の原文・経過

政府答弁書

一、闇取引の横行、国民経済組織の激変、納税者数の激増に伴い課税標準の調査が著しく困難になるとともに、他面徴税上の困難が増している現状に鑑み、これら事務に従事する税務官吏に対しては、昨年法律第一六八号財務局及び税務署に在勤する政府職員に対する税務特別手当の支給に関する法律が制定され、同法により

(一) 国税の調査若しくは検査事務又はその補助事務に従事する場合には四割

(二) 国税の滞納処分事務又はその補助事務に従事する場合には五割

の特別手当を昨年十一月一日から支給しております。

なお前項の場合において、その事務の執行に当り当該職員の生命又は身体に著しい危険を及ぼすおそれがあると認められるときは一日につき五十円を前項の規定により計算した金額に加算しこれを支給している次第であります。

この税務特別手当は、税務職員の特殊な職責に対応する給与として特別に支給されておるのでありますが御質問の御主意の如き金額を今後支給され得るかどうか言明いたしかねますが税務職員に対する職階制給与の策定に当つては極力これらを織り込んだ待遇を与えるよう努力いたしたいと考えております。

二、御質問の内にある引例については、従来から工場管理課において工員が工場出入の際には常に厳重な取締を執行しているので、そのようなことは行われていないと信じております。更に本年二月から各地方局に監視部を設置し監視官を増員して厳重な取締を執行しておりますから最近は益々少くなつていると考えます。

なお、御質問の御主意のような特別手当を支給して数百億の増収を得らるるかどうかは疑問でありますが、国家財政の許す範囲内において将来とも待遇改善に努力いたしたいと考えております。

参議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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