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発明家国庫補助に関する質問主意書

参議院 第2回 第79号

提出者
参議院
提出日
1948年4月15日
内閣転送 1948年4月21日
答弁書受領日
1948年4月27日
提出から12日
答弁の項目数
0
質問 262字/答弁 606字

質問本文

我が国に見るべき発明や発見がなく、諸外国の類似品を作るか、他の発明を学ぶかによるものである。然し諸外国に比するに発明家は沢山あるが、研究中の費用が無いので中途半ばで棄てられておるのである。発明家を鑑定し、審査し相当の人物には政府は相当の補助をして世界人類平和に貢献する発明を世に送るべきであるが政府の処見を問う。

右質問に対し御答弁を要求する。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

一、政府は発明奨励のため次のような措置を講じている。

(1) 優秀な発明考案をしながらも経済上の支障のためその試作或は中間工業化試験の実施困難なものに対しては補助金を交付して、その実施化を援助し、又研究資材等についても極力斡旋し発明研究完遂に遺憾のないように努力している。

昭和二十二年度においては実施化試験補助金として七〇万円を一〇件の優秀な発明に対して交付したが、昭和二十三年度においては補助金一五〇万円を予定している。

(2) 優秀な技能を有する発明家で試作研究施設を持たないもののために試験研究施設を開放して発明研究の便宜を図つている。

昭和二十二年度においては開放研究施設補助金として四〇万円を四ケ所(京都、大阪、名古屋、新潟)の研究機関に対して交付したが昭和二十三年度においては補助金六〇万円を予定している。

(3) 社団法人発明協会は我国における唯一の発明奨励団体であり発明家の表彰、発明の実施援助等発明奨励に関する一切の事業を行つているので、これを援助して発明の振興に努力せしめている。

同協会に対し昭和二十二年度においては一九〇万円を補助金として交付したが昭和二十三年度においては二〇〇万円を予定している。

二、発明家に対する国家補助は現下の国家財政とにらみ合せ以上のような程度に止まつているが、発明の重要性に鑑み、今後財政の許す限り発明奨励の施策を充実して発明家の援助を計りたいと考えている。

参議院の原文

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