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辺野古新基地建設事業に係る大浦湾の軟弱地盤に関する質問主意書

参議院 第201回 第62号

提出者
参議院
提出日
2020年2月28日
内閣転送 2020年3月4日
答弁書受領日
2020年3月10日
提出から11日
答弁の項目数
2
質問 714字/答弁 408字

質問本文

沖縄県名護市の辺野古新基地建設に係る、政府のいう「普天間飛行場代替施設移設事業」の予定地である大浦湾には、軟弱地盤と称されるような粘性土からなる沖積層が海底に広がっている。特にB27地点(以下「同地点」という。)については、海面下九十メートルまで軟弱地盤が存在することが判明しているが、同地点はケーソン護岸の直上であり、現状では海面下七十メートル以深を地盤改良する技術が存在しないことから、埋立てと施設の安定性確保について極めて深刻な疑念が生じている。そこで、以下質問する。

一 同地点に関し、今後、日本政府として、改めてボーリング調査によるサンプリングを行い、採取した粘性土を試料に、室内における力学試験を行って、土層の力学的性質(せん断強さ)を把握するべきではないか。特に、海面下七十メートル以深の土層の力学的性質を、前記の力学試験により把握するべきではないか。

二 同地点に関し、平成二十九年一月の事業名「シュワブ(H26)ケーソン新設工事(一工区)」(以下「新設工事」という。)の時点ですでに、海面下九十メートルまで沖積層が存在していることを認識していたはずである。それにもかかわらず、同地点に関し、ボーリング調査によるサンプリングを行い、採取した粘性土を試料に、室内における力学試験を行って、土層の力学的性質(せん断強さ)を把握することを行わなかった理由を明らかにされたい。

三 同地点に関し、平成二十九年一月の新設工事の時点で、海面下九十メートルまで沖積層が存在していることを政府は認識していたか。認識していたとすれば、いつの時点で認識していたか。認識していなかったとすれば、いつ当該事実を認識したか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

キャンプ・シュワブ辺野古崎に隣接する大浦湾の水域(以下「大浦湾水域」という。)においては、これまで、普天間飛行場代替施設建設事業の実施に当たって、ボーリング調査、電気式コーン貫入試験、音波探査、室内土質試験等の土質調査を行い、地層の構成や強度等を把握してきたところであり、御指摘の「B27地点」についても、こうした土質調査の結果から、その地盤の特性を十分に把握できているものと考えている。

このため、政府としては、大浦湾水域における護岸等の設計に当たって、御指摘のような追加のボーリング調査等を実施する必要があるとは考えていない。

三について

沖縄防衛局においては、平成三十年十二月に、「シュワブ(H26)ケーソン新設工事(1工区)」の受注者から、大浦湾水域における土質調査の結果について報告を受け、御指摘の「B27地点」に「海面下九十メートルまで沖積層が存在していること」を確認したところである。

参議院の原文

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