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コロナ禍の介護人材不足への対応に関する質問主意書
参議院 第204回 第129号
質問本文
我が国では、高齢化の進展により要介護人口が増加しているが、それを支える介護従事者の供給が追い付かず、需給ギャップが拡大している。現在でも猛威を振るい続ける新型コロナウイルスの影響下で、二〇二一年三月の有効求人倍率は全体では一・〇二となっている反面、介護サービス分野においては三・四四と約三倍以上となり、介護分野における人材不足が続いていることが明らかになっている。要介護者との接触を避けることのできない介護サービスにおいて、密を避け、感染を回避するには、通常よりも多くの人手を必要とすることは明らかであり、介護人材の不足は今後も継続する可能性が高いと考える。
一 コロナ禍の介護人材不足について、政府はどのような方策を検討しているか。
二 介護人材不足に歯止めを掛けるため、このタイミングで、介護人材を育成する専門学校や大学の福祉関係学科等の授業料を無償にすることを検討すべきと考えるが、この提案に対する政府の見解を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
政府としては、介護人材の確保のため、従来から、処遇改善、職場環境の改善による離職防止、介護の魅力発信等、総合的な対策を推進しているところであり、あわせて、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、令和三年度予算においては、他業種から介護分野に就職する者を対象に、就職の際に必要な経費を貸し付け、介護分野における介護職員等として二年間継続して従事した場合に返還の債務を免除する「介護分野就職支援金貸付事業」を創設したところである。
二について
政府としては、高等教育段階における教育費の負担軽減について、低所得者世帯の者に対し、大学や専門学校等における授業料等減免を制度化するとともに、給付型奨学金を大幅に拡充する措置を講じているところである。また、介護福祉士養成施設の学生等の学費等に関する支援としては、卒業後に介護福祉士として一定期間介護業務に従事した場合に返還の債務を免除する「介護福祉士修学資金貸付事業」を実施しているところである。
これらの施策を通じて、介護人材を育成する大学や専門学校等の学生等の授業料に係る負担の軽減を図ってまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。