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ベースメタルのリサイクルに関する質問主意書

参議院 第204回 第26号

提出者
参議院
提出日
2021年2月26日
内閣転送 2021年3月3日
答弁書受領日
2021年3月9日
提出から11日
答弁の項目数
2
質問 523字/答弁 628字

質問本文

国は、平成三十年六月十九日に閣議決定された第四次循環型社会形成推進基本計画(以下「基本計画」という。)において、ベースメタルやレアメタル等の金属のリサイクルについて、「鉄、アルミニウム、銅等ベースメタルのリサイクルを一層促進するため、高度破砕設備や合金成分も加味できる高度選別設備の開発・導入を支援するとともに、二次原料利用量拡大に資する基準等の検討を行う。また、レアメタル・レアアースをはじめとする金属についてクリティカリティを把握し、クリティカリティの高い金属について、回収システム構築の実証、リサイクル設備の導入支援等を行う」としている。

しかし、現在、平成三十年の基本計画策定時からベースメタルやレアメタル等の価格は大きく変化しており、このままでは、現実とかい離し、リサイクルに向けた民間のモチベーションにも悪影響を与えかねないことを懸念している。

以上を踏まえて、以下質問する。

一 ベースメタルやレアメタル等の金属のリサイクルの現状と課題について政府の認識を示されたい。

二 最新の価格動向を踏まえ、計画を早期に見直す必要があると考えるが、政府の認識を伺いたい。また、既に着手しているのであれば、具体的な道筋を伺いたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

御指摘の「ベースメタル」については、現在、国内で発生するスクラップにはベースメタルが多く含まれており、その大宗が金属製品にリサイクルされているが、スクラップに含まれる不純物が、スクラップに含まれるベースメタルをリサイクルした金属製品の品質に悪影響を及ぼすため、スクラップに含まれるベースメタルを用いて製造することが可能な金属製品の種類が限定されている。ベースメタルのリサイクルをより一層促進するためには、スクラップに含まれる不純物が及ぼすこのような悪影響を可能な限り軽減することで、スクラップに含まれるベースメタルを用いて製造することが可能な金属製品の種類を拡大することが課題であると認識している。

また、御指摘の「レアメタル等」については、現在、ベースメタルが金属製品にリサイクルされている比率と比較すれば、レアメタル等が金属製品にリサイクルされている比率は低いが、これは、国内で発生するスクラップにはレアメタル等が少量しか含まれていないため、レアメタル等をスクラップから回収することが難しく、そのための費用が大きくなることが課題であると認識している。

二について

循環型社会形成推進基本計画は、循環型社会形成推進基本法(平成十二年法律第百十号)第十五条第七項において、おおむね五年ごとに見直しを行うものとされており、「循環型社会形成推進基本計画」(平成三十年六月十九日閣議決定)の見直しについては、同項の規定に基づき対応することとしている。

参議院の原文

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