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鉱物資源の自給率に関する質問主意書
参議院 第204回 第25号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×1
質問本文
国は鉱物資源の自給率について、二〇一〇年六月閣議決定のエネルギー基本計画において、二〇三〇年にベースメタル八〇%以上、レアメタル五〇%以上を掲げていた。
鉱物資源の自給率(以下「自給率」という。)とは、国内の金属需要に占める、我が国企業の権益下にある輸入鉱石から得られる地金量に国内スクラップから得られるリサイクル地金量を加えたものと承知している。
しかし、その目標の達成は、国内の金属鉱山がほぼ皆無の実態にあり、また、本年二月二十四日の参議院資源エネルギーに関する調査会において、参考人からも、携帯電話や電気自動車等の普及によりレアメタルはうなぎ登りに需要が増えており、目標達成には、懐疑的な認識を示された。
以上を踏まえて、以下質問する。
一 この自給率の具体的な算定方法について、その算定に用いた数字の統計上の根拠及びどのように算定したのかを詳細に示されたい。
二 自給率向上に向けた国の施策は具体的にどのような内容となっており、上流権益の取得件数やレアメタルのリサイクル量(例えばレアアースの場合)は、二〇一〇年以降と比較して、最新の数値ではどの程度変化が生じているのか。
三 国の掲げる二〇三〇年まで残り十年を切っているが、二〇一八年から現在までの自給率の目標達成状況の推移及び今後の目標達成の実現に向けた道筋はどうなっているか示されたい。なお、数値が上昇しているのであれば、何が要因で数値の上昇につながったと分析しているか、併せて示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの「自給率の具体的な算定方法」については、我が国の企業からの鉱物資源の調達に係るヒアリングに基づいて経済産業省が算出している。
二について
政府としては、鉱物資源自給率の向上に向け、我が国の企業による鉱物資源の権益への投資を促進し、我が国の鉱物資源の供給源の多角化及び安定供給の確保につなげていくため、我が国と資源国との関係強化、鉱物資源の権益獲得に向けたリスクマネー供給並びに電子機器等からの有用金属の回収及び再資源化を高度化させるための技術開発等を推進している。
また、御指摘の「変化」について、お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、我が国の企業が関わる「上流権益」の件数については、平成二十二年と令和元年との比較では、六件減少しており、また、「レアメタルのリサイクル量」については、鉱種によって状況が異なるが、例えば、リサイクル量の変動幅が大きいタングステンについては、平成二十二年と平成三十年との比較では、六百十純分トン増加している。なお、「レアアース」のリサイクル量については、リサイクル量の情報を公開することにより、当該情報を提供した我が国の企業が特定されるおそれがあるため、お答えすることは差し控えたい。
三について
お尋ねの「二〇一八年から現在までの自給率の目標達成状況の推移」については、現在調査中であり、現時点でお答えすることは困難である。また、「今後の目標達成の実現に向けた道筋」については、鉱物資源の供給源の多角化及び安定供給の確保に向けた施策を講じてまいりたい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。