Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 参議院 第205回

岸田総理の「我が国の民主主義そのものが危機である」との認識に関する質問主意書

参議院 第205回 第45号趣旨が明らかではない ×2

提出者
参議院
提出日
2021年10月14日
内閣転送 2021年10月14日
答弁書受領日
2021年10月26日
提出から12日
答弁の項目数
2
質問 1,229字/答弁 620字

質問本文

岸田総理は、令和三年十月十一日の衆議院本会議において、「そして、民主主義の危機についてお尋ねがありました。総裁就任の会見でも、国民の声が政治に届かない、政治の説明が国民の心に響かない、こういった状況を捉えて、今まさに我が国の民主主義そのものが危機である、このように申し上げた次第です。国民の信頼と共感を最優先する政治姿勢を堅持し、丁寧な対話を積み重ねることで、真に国民が必要とする政策に取り組んでいく、こうしたことによってのみ、民主主義の危機を乗り越えていけるものと信じております。」と答弁している。

これについて以下質問する。

一 岸田総理が訴えている我が国の「民主主義の危機」とは一体どのようなものであるのかについて、危機の要素と考える具体例などを示しつつ分かりやすく説明されたい。

二 岸田総理は「我が国の民主主義そのものが危機である」と考え始めたのは何時頃からどのような出来事を契機としてのものなのか。

三 岸田総理は、集団的自衛権行使を容認した憲法違反の七月一日の閣議決定及び安保法制の制定、国家公務員法及び検察庁法違反の黒川検事長の定年延長、菅前総理による日本学術会議法違反の日本学術会議会員の任命拒否は、我が国の民主主義の危機と考えているのか。民主主義の危機と考えない場合はその理由を示されたい。

四 岸田総理は、森友学園問題に際して財務省が行った公文書の改ざん及びその参議院及び会計検査院への提出は我が国の民主主義の危機と考えているのか。

また、岸田総理は、この公文書の改ざんを原因として近畿財務局職員が自死に追い込まれたことは我が国の民主主義の危機と考えているのか。

五 岸田総理が考える民主主義とは何か。民主主義とは誰の誰による誰のためのものと考えているのか。これらに関し、岸田総理の民主主義に係る見解について、憲法の前文の文言を用いて説明が出来るのであれば説明されたい。

六 憲法前文には「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。」と民主制の原理が定められているところ、本年十月四日の岸田内閣発足後、一度も予算委員会や常任委員会を開催することなく解散総選挙を行うことは、岸田総理や閣僚の資質、岸田政権の新型コロナウイルス感染症対策や経済政策等の重要施策の妥当性等について、国民はもとより野党議員ですら認識することは困難であり、このような事態で行われる解散総選挙は「国民の厳粛な信託によるもの」とは言えない、党利党略のものではないか。

七 岸田総理が本年十月十四日に行う衆議院の解散及び同月三十一日に行う総選挙の投票は、自民党の自民党による自民党のための民主主義なのではないか。また、こうした事態こそが我が国の民主主義の危機というべきなのではないか。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一から四までについて

お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、御指摘の「民主主義の危機」については、御指摘の令和三年十月十一日の衆議院本会議において、岸田内閣総理大臣が、「国民の声が政治に届かない、政治の説明が国民の心に響かない、こういった状況を捉えて、今まさに我が国の民主主義そのものが危機である」と述べたとおりである。

五から七までについて

お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、「民主主義」とは、一般に、「人民が権力を所有し行使するという政治原理。権力が社会全体の構成員に合法的に与えられている政治形態。(出典 大辞林)」を意味するものとされていると承知しており、憲法はその前文において、「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。」と規定することにより、国民主権の原理や間接民主制を採用していることを明らかにしていると解している。

また、国会における予算委員会や常任委員会の開催に関するお尋ねについては、国会の運営に関することであり、政府としてお答えする立場にない。なお、御指摘の衆議院の解散については、内閣が衆議院の解散を決定することについて憲法上これを制約する規定はなく、いかなる場合に衆議院を解散するかは内閣がその政治的責任で決すべきものと考えている。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

趣旨が明らかではない ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2021年12月16日 落合 貴之(立憲民主党・無所属) 答弁 2021年12月28日
提出 2021年12月20日 木戸口 英司 答弁 2022年1月7日
参議院 第207回 第38号
提出 2023年11月9日 原口 一博(立憲民主党・無所属) 答弁 2023年11月20日
提出 2023年4月24日 原口 一博(立憲民主党・無所属) 答弁 2023年5月9日
衆議院 第211回 第54号お答えすることは困難 ×1

件名の語が重なる質問主意書

提出 2024年10月2日 原口 一博(立憲民主党・無所属) 答弁 —
衆議院 第214回 第15号答弁書なし(答弁に至らず)
提出 2024年2月15日 屋良 朝博(立憲民主党・無所属) 答弁 2024年2月27日
提出 2024年2月15日 屋良 朝博(立憲民主党・無所属) 答弁 2024年2月27日
衆議院 第213回 第46号趣旨が明らかではない ×2
提出 2023年12月12日 水野 素子 答弁 2023年12月22日
参議院 第212回 第104号

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる