Kurage 質問主意書アシスト

ことばで探す › 参議院 第207回

つみたてNISAの拡充に関する質問主意書

参議院 第207回 第16号検討してまいりたい ×2

提出者
参議院
提出日
2021年12月16日
内閣転送 2021年12月21日
答弁書受領日
2021年12月28日
提出から12日
答弁の項目数
5
質問 1,302字/答弁 618字

質問本文

少額投資非課税制度(NISA)は、個人投資家のための税制優遇制度として平成二十六年一月に導入され、つみたてNISAは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度として平成三十年一月に導入された。金融庁の「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」によれば、令和三年六月末時点におけるつみたてNISAの口座数の年代別比率は、二十代が十九・四%、三十代が二十八・二%、四十代が二十四・八%となっている。二十代から四十代の口座数が全体の七割超を占めており、若者世代を中心に関心を集めていると言えよう。

つみたてNISAの非課税投資枠については、「新規投資額で毎年四十万円が上限」となっており、上限の引上げを望む声がある。一般社団法人投資信託協会が令和三年三月に公表した投資信託に関するアンケート調査の報告書では、つみたてNISA口座の未開設理由の一つとして「年間の非課税投資限度額(四十万円)が小さいから」が挙げられており、投資信託保有未経験層よりも保有層・保有経験層のポイントが高い状況にある。また、若者世代にとって深刻な老後の不安の解消のための選択肢として、つみたてNISAを拡充すべきとの指摘もある。

以上を踏まえ、つみたてNISA制度に関し、以下質問する。

一 令和二年度税制改正では、NISAに係る大幅な制度見直しが行われたが、つみたてNISAについては、期限を令和二十四年まで延長したのみであった。これまでの税制改正等に際し、政府がつみたてNISAに係る非課税投資枠の上限引上げ等についての検討を行った実績はあるか。検討が行われていた場合、上限の引上げを行うこととしなかった主な理由を示されたい。

二 つみたてNISAに関する国民からの制度改善要望について、政府はどのような手法で把握しているのか。また、現在、政府が把握しているつみたてNISAに関する制度改善要望の主な内容を示されたい。

三 つみたてNISA導入前の平成二十八年二月、金融庁は委託調査(国民のNISAの利用状況等に関するアンケート調査)を実施した。同年十月に公表された結果報告書では、NISA口座を非開設とする理由やNISA制度の改善要望点等が示されている。今後、つみたてNISAを対象に含めた同種の調査を実施し、制度の改善に役立てる考えはあるか、政府の見解を示されたい。

四 金融庁の「NISA口座の利用状況調査」における令和二年十二月末時点のつみたてNISAの「二〇二〇年中における買付額別口座数」のうち、九十八万二千七百八十九口座が零円、すなわち利用されていない状況となっている。政府は、つみたてNISA口座のうち約三分の一の口座が利用されていない理由をどう認識しているか。また、同口座の利用を促進するため、政府は現在どのような対策を講じているのか、明らかにされたい。

五 非正規雇用者等の不安定な就労状態にある人々等から、つみたてNISAの非課税投資枠を拡大してほしいとの要望が届いている。非課税投資枠の拡大により投資の選択肢を増やすことが必要であると考えるが、政府の見解を示されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねの「つみたてNISAに係る非課税投資枠の上限引上げ」については、これまで各府省庁の税制改正要望として取り上げられた事実はない。

二について

お尋ねの「つみたてNISAに関する国民からの制度改善要望」については、例えば、各業界団体等からの要望や各種政府広報活動を通じて把握しているところ、その主な要望としては、制度の恒久化や利便性向上があるものと承知している。

三について

お尋ねのような調査の実施については、今後、必要に応じて検討してまいりたい。

四について

一般社団法人投資信託協会が令和三年三月に公表した投資信託に関するアンケート調査の報告書では、「つみたてNISA口座開設・金融商品未購入理由」として、どの商品を購入してよいか分からないことなどが挙げられている。政府としては、御指摘の「つみたてNISA口座」の利用を促進するため、金融庁のウェブサイトや各種政府広報活動による情報発信を含め、金融に関する知識向上のための施策に取り組んでいるところである。

五について

御指摘の「つみたてNISAの非課税投資枠」は、保有する金融資産を一度に非課税投資に振り向けるのではなく、主に月々の収入から少額を長期間積み立てることを支援する観点から、妥当な水準として導入されたものであるところ、御指摘の「つみたてNISA」の在り方については、その利用状況や課税の公平性等の観点も踏まえつつ、今後、必要に応じて検討してまいりたい。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

検討してまいりたい ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

似た質問主意書

件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

提出 2024年10月4日 松原 仁(立憲民主党・無所属) 答弁 —
衆議院 第214回 第48号答弁書なし(答弁に至らず)
提出 2024年5月30日 井坂 信彦(立憲民主党・無所属) 答弁 2024年6月11日
衆議院 第213回 第107号趣旨が明らかではない ×2
提出 1985年11月20日 近藤 忠孝 答弁 1985年11月29日
参議院 第103回 第10号
提出 2019年6月19日 緑川 貴士(国民民主党・無所属クラブ) 答弁 2019年6月28日
衆議院 第198回 第263号
提出 1987年9月7日 木本 平八郎 答弁 1987年10月2日
参議院 第109回 第11号
提出 2012年5月7日 橘 慶一郎(自由民主党・無所属の会) 答弁 2012年5月15日
衆議院 第180回 第224号お答えすることは困難 ×1

この論点で次の質問を書くなら

アシストで並べる