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外地残留者の調査に関する質問主意書
参議院 第7回 第43号
質問本文
去る一月二十一日及び二月八日夫々舞鶴に入港した引揚船高砂丸による引揚者について直接調査した結果を、従来からの諸調査に照し合わせて見るに、引揚問題に関し国民は特に重大なる覚悟を促されているように考えられる。
依つて左の事項について質問する。
一 ソ連関係地域及び中共地域等の未引揚者に関する調査については、政府諸機関の従来の努力もあるが、未だ相当多数の状況不明者があつて、その中には恐らく死亡と認められるようなものも相当にあるようである。特にこの調査はなるべく速やかに完了する必要があるにもかかわらず、現下の客観情勢はなお相当の日時を要するように思われる。しかも、留守宅は一日も早く未引揚者各人の安否如何を承知したいというのが偽わらざる心情である。
政府としては、未引揚者最後の一人の調査終了まで相当規模の調査機関を存続させ、今後の調査機能を一層発揮せしめて、留守宅の心情に応える決意を持つているか。
二 未引揚者の状況を把握するには、関係国からの情報を入手するのでなければこれを完全ならしめることは不可能であろうとも考えられる。政府は、現在外地に残留する者、残留間における死亡者及びいわゆる戦争犯罪関係者に関する情報を得るため、関係国に対する格段の措置を講ずる意図があるか。
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政府答弁書
一、外地にある未引揚者の身上調査の業務は、もとの軍人軍属関係については引揚援護庁に、一般邦人関係については外務省にそれぞれ分担主掌させられているが、関係諸機関は、調査の正確と迅速を期しつつ各種の手段を尽し、地方庁の民生部(局)における同種の調査と密接に相連繋し相補つて成果を挙げるよう努力中で、挙げ得た成果はなるべく速やかに留守宅に通報し、又業務遂行の資としている。
本調査については、今後も引続き中央地方を通じ出来得る限り現在と同様の組織構想をもつて、凡ゆる困難を打開しつつ、各機関の連絡を一層緊密にし、国民の期待に副うように真に最後の一人に至るまでこの引揚者の調査並びに引揚還送の処理を完全に致し度い所存である。
二、未引揚者の状況を把握するには関係国からの情報を入手するのでなければ、完全ならしめることは不可能であるとの御意見には全く同感である。
政府としても現在まで屡々抑留者に関する一切の情報の入手斡旋方を総司令部に懇請しているが、今後においてもなお一層の努力を尽す所存である。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。