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YX開発問題に関する質問
参議院 第76回 第6号承知していない ×1
質問本文
YX開発問題に関する質問主意書
YX開発をめぐる予測、疑念等については既に去る三月二十九日、予算委員会第二分科会での私の質疑を通じて述べておいたがその後の経過は私の指摘通りの後退乃至は停滞を続けている。YX協会の縮小と云う事実が何よりの裏付けである。
一、政府(主として通産省)は当面、YXの開発着手を七六年秋と見通しているのかどうか。
又そのような見通しの根拠は何か。
二、YX開発用の補助金のうち五十年度に繰り越された金額はいくらなのか。
三、開発計画のスローダウンによつて今年度計上済みの予算(補助金)も当然かなり大幅に繰り越されると思うが、この時点での見通しはどうか。
四、さまざまな情勢の悪化を織り込めば当然YX計画に対する明年度関係予算は緊縮又は在来の繰り越し分による充当をこそ考えるべきだと思うが、見解を明らかにされたい。
五、民間輸送機開発協会が過日ボーイング社との間で交わした共同開発に関する新覚書の内容を伺つておきたい。
六、明年度の予算等についての通産省側の見通しは十月とされているYX協会首脳とボーイング側との会談の結果を待つて固められるのではないか、見解を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一、について
民間機の開発を成功させるためには、世界的な航空機の開発状況、市場の動向等を勘案しつつ弾力的に進めることが必要である。
今後、世界の景気回復に伴い航空旅客需要の好転が期待されており、また、騒音対策の強化、旧式ジエット旅客機の退役時期等から一九八〇年代初頭にはYXクラスの需要が相当生じてくるものと見込まれる。このタイミングに合うよう諸般の状況を見極めつつ、開発時期を決定する必要があり、現在のところ、試作機の製造着手(いわゆるゴーアヘッド)は一九七六年以降となると考えている。
二、について
昭和四十九年度から同五十年度への繰越し額は、十二億一千八百十六万八千円である。
三、について
現在、共同事業開始のため、鋭意、(財)民間輸送機開発協会とボーイング社で交渉を進めているところであり、その進展如何によつて、予算の執行状況が決まつてくるので、現在のところ、確たることは申し上げられない。
四、について
現在、前述のように日米間で交渉中であるので、その推移を見極めた上で検討したい。
五、について
ボーイング社と(財)民間輸送機開発協会との間で取り交した覚書については、民間の間の取決めであるので、政府側として内容を申し上げることは差し控えたい。
六、について
今のところ、十月にボーイング社と(財)民間輸送機開発協会の首脳が会談を行う予定については承知していない。来年度予算等については、日米間の交渉の推移を見極めた上で検討したい。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。