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GXロケット開発に関する質問主意書

衆議院 第169回 第511号

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2008年6月11日
内閣転送 2008年6月16日
答弁書受領日
2008年6月20日
提出から9日
答弁の項目数
3
質問 634字/答弁 593字

質問本文

官民共同で開発を進めているGXロケットについては、我が国の宇宙産業の振興の観点から国にとって極めて重要な戦略的価値を有すると考える。

従って、次の事項について質問する。

一 ロケット開発事業は、官民分担はどうあれ、国にとって重要な国策事業であることは、米国や欧州、ロシア等の宇宙先進国はもとより中国やインド等の事例を見るまでもなく、明らかである。

昨今行われている宇宙開発委員会(SAC)での審議の中で、平成十九年一月十二日に文部科学省と経済産業省が連名で策定した「GXロケットの位置付け」について、開発フェーズでの国の役割が増大するとなればGXロケットの位置づけを見直すべしとの発言があったと聞いているが、政府として如何に捉えているか。

二 ロケットの様な大型の国策プロジェクトで民間の活力(人材や資金)を導入する場合、官民の長期に亘る信頼関係の構築が最も重要であると思うが、政府としての認識如何に。

三 平成二十年六月四日の衆議院文部科学委員会で渡海文部科学大臣は、「山口議員の議論には無理がある。官民の役割分担については、これまで官民間で何度も話し合いがされて取り決めがされた。その前提条件が変わった。」つまり民間がこれまでに官民で明確に合意した取り決めがあるにもかかわらず、その前提と異なる要求を出してきた・・・といった主旨の答弁をされたことは議事録にも残されているが、官民が合意したとされているその合意とは何を指すのか。文書で残されているのか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

民間事業者と文部科学省、経済産業省及び独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下「機構」という。)との役割分担の下で行われているGXロケットの開発については、民間事業者側から、これまで民間が担当してきたロケットシステム全体の開発、第一段推進系の開発等を機構が開発主体となって進めるよう要望されたこと等を受け、現在、宇宙開発委員会において、当該要望において機構が実施するよう求められている開発内容等を評価しているところであり、当該評価の結果等を踏まえ、適切に対応してまいりたいと考えている。

二について

ロケット開発を国等と民間事業者が協力して実施する場合には、両者の信頼関係の構築が重要であると認識している。

三について

GXロケットの開発における役割分担については、平成十五年三月に民間事業者側がロケットシステム全体の開発、第一段推進系の開発等を、文部科学省及び機構が第二段推進系の開発等を、経済産業省がロケット設計基盤技術の開発等をそれぞれ担当すること等で関係者が合意し、その後、細部の調整が進められてきたところであり、御指摘の文部科学大臣の答弁は、このような経緯について述べたものである。当該合意等の詳細については、平成二十年二月二十五日に宇宙開発委員会推進部会GXロケット評価小委員会に民間事業者側の株式会社IHIと機構の連名で提出された資料に示されているところである。

衆議院の原文

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