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原子力発電所建設計画についての公聴会に関する質問主意書

参議院 第77回 第17号検討してまいりたい ×1

提出者
参議院
提出日
1976年5月18日
内閣転送 1976年5月19日
答弁書受領日
1976年5月25日
提出から7日
答弁の項目数
5
質問 432字/答弁 1,042字

質問本文

新潟県柏崎市において、東京電力株式会社は原子力発電所建設計画を進めているが、これについて以下の点につき明らかにされたい。

一 原子力発電所の安全審査に関して、日本学術会議と原子力委員会の共催による「中央公開シンポジウム」が計画されてきたが、今日、このシンポジウム実施についてはどのような経過となつているか、具体的に示されたい。

二 「中央公開シンポジウム」と「公聴会」とは、どのような関係にあるのか。

三 公聴会の開催予定日はいつか。

四 公聴会の開催要領について、以下の点を明らかにされたい。

(イ) 意見陳述者の人選方法

(ロ) 開催日数

(ハ) 一問一答形式を採用するのかどうか。

(ニ) 傍聴人のとりあつかいについて、数その他に何らかの制限を設けるのかどうか。

五 公聴会の開催要領等については、地元自治体、各地域団体・関連団体および地元住民の合意を得ることとし、その合意を十分に得ないまま強行することはすべきではないと考えるが、見解は如何。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一について

原子力委員会が、これまで検討を進めていた原子力シンポジウムは、我が国のエネルギー供給における原子力の役割、安全性の問題等原子力開発利用上の主要な事項に関し、科学者、専門家が科学的立場から、自由かつ公正に意見交換を行い、今後の原子力平和利用の健全な発展に寄与しようとするものであり、原子力発電所の安全審査に関連して、開催しようとするものではない。

原子力委員会は、本原子力シンポジウムを、日本学術会議の協力を得て開催するとの方針のもとに、昨年九月以降、同会議の同意を得て、両者間に「原子力シンポジウム連絡会」を設け、七回にわたり検討を重ねてきたが、最近にいたり、日本学術会議において、本件協力について種々意見があるやに伝えられており、本連絡会は中断している。

しかしながら、原子力委員会としては、原子力シンポジウムをできるだけ早期に開催することが望ましいと考えており、鋭意その具体化について、検討を進めているところである。

二について

原子力シンポジウムは、一に述べたとおり、科学者、専門家が科学的立場から、自由かつ公正に意見交換を行い、今後の原子力平和利用の健全な発展に寄与することを目的としており、「公聴会」は、昭和四十八年の原子力委員会決定による「原子炉の設置に係る公聴会開催要領」に基づき、地元住民の意見を聴取し、これを安全審査に反映させることを目的としている。

従つて、「原子力シンポジウム」と「公聴会」とはおのずと性格、目的を異にするものである。

三について

新潟県における公聴会の開催は、地元事情等を勘案しつつ、できるだけ早期に実施する方向で検討中である。

四について

(イ) 意見陳述者の人選にあたつては、できるだけ多方面の意見を効率的に聴取するよう努めてまいりたい。

(ロ) 公聴会の開催日数については、おおむね二日程度としたい。

(ハ) 意見聴取を目的とする公聴会制度の趣旨にかんがみ、一問一答形式は採用しない。しかしながら、できる限り、陳述意見に係る開催者側としての説明・見解表明を行う等の改善を図つてまいりたい。

(ニ) 傍聴人の取扱いについては、具体的な会場の収容能力等を勘案して、決定することとしたい。なお、会場等の都合により傍聴人の数を制限する必要がある場合には、抽選等の方法により公正な取扱いをしてまいりたい。

五について

公聴会の開催の決定に当たり、その実施に関し、事前に、地元とも十分連絡相談の上、円滑な実施を図るべく努力してまいりたい。

参議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

検討してまいりたい ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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