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集団的自衛権の解釈についての検討作業に関する質問

参議院 第98回 第5号

提出者
参議院
提出日
1983年2月5日
内閣転送 1983年2月9日
答弁書受領日
1983年2月15日
提出から10日
答弁の項目数
1
質問 488字/答弁 175字

質問本文

集団的自衛権の解釈についての検討作業に関する質問主意書

シーレーンの防衛をめぐる一つの焦点として、集団的自衛権の行使とその解釈が改めて大きく浮上しているが、それに関連して次の諸点を明らかにして頂きたい。

一 政府は、今通常会再開に備えて外務・防衛両省庁を中心に、集団的自衛権の行使とシーレーン防衛問題のさまざまなケースを想定した検討作業を行つた事実はあるのか。

二 その大前提は従来の政府方針のごとく「集団的自衛権の行使は、憲法上認められない。」とするものか。

三 シーレーン防衛をめぐる各種のケースおよび事態を想定した検討作業のうち、特に問題となつたケースの幾つかを示して頂きたい。

四 従来の政府の解釈で集団的自衛権の行使と見られていたもののうち、今回の作業では、個別的自衛権の枠内として見直されたものはあるのか。もしあれば、それはどのようなケースか。

五 今回の検討作業は、全体的な結果として個別的自衛権の範囲を拡大したものではないのか。

六 外務・防衛両省庁が行つた検討作業結果のメモないし文書の内容を明らかにしてほしい。政府としての対応を説明されたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一から六までについて

政府は、これまで、集団的自衛権の行使とシーレーン防衛問題の様々なケースを想定した検討作業を行つた事実はない。

なお、政府は、憲法上許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するため必要最小限度の範囲内にとどまるべきものであると解しており、集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであつて、憲法上許されないと考えている。

参議院の原文

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