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玄海灘沿岸の浸食対策等に関する質問主意書
衆議院 第101回 第29号
質問本文
衆議院議長 ※(注)永健司 殿
玄海灘沿岸の侵食対策等に関する質問主意書
玄海灘沿岸は古くから遠浅の砂浜に恵まれ、ここに樹齢数百年の松林が連なり、その大部分が国定公園に指定されている。その松林の多くは防風保安林となり、砂浜は住民の海水浴場として親しまれてきた。
しかるに最近、海岸の浸食が激しく進み、三里松原周辺では、保安林の松の根まで洗われて枯死するなどの状況さえ生まれはじめている。この地域の防災対策が今や緊急の課題になつてきたので、以下の点について質問する。
一 政府は現地の海岸浸食の実態と、その原因について調査をしているのか。また、いかなる対策を講じているのか。
二 松くい虫の被害と沿岸の浸食などにより三里松原一帯の防風保安林の機能は大幅に低下している。最近、その防除や補植などにより或る程度の回復は認められるが、今なお農作物の塩害などが後を絶たない。
これらの保安林の林況、地況、飛砂状況、その総合としての保安林機能はどうなつているのか。それを強化するため、どのような対策を講じているか。
三 かねてから、この防風保安林のなかに、対潜水艦超長波通信施設を設置することが問題になつている。
防衛施設庁は、昭和五十六、五十七両年度に設置の可否を検討するための環境調査を行つた。その結果については、私の昭和五十八年三月四日衆議院予算委員会第一分科会における質問に対する友藤防衛庁参事官の答弁でも、公表が約束されている。その後、時間も相当に経過している。どうなつているのか。調査結果と設置に関する結論を明らかにされたい。
仮に結論がでていないとしても、いつ頃にされるのか明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一について
三里松原周辺の海岸侵食については、福岡県がその実態及び原因について調査を実施しているところであるが、近年においては、汀線の後退は鈍化の傾向にあり、一部の区域では汀線の前進もみられると聞いている。
侵食対策としては、福岡県知事が芦屋海岸において昭和四十八年度から離岸堤及び護岸を設置し、昭和五十八年度に概成している。
二について
三里松原一帯の防風保安林については、その機能の維持増進を図るため、従来から、植栽及び保育、松くい虫被害対策の実施、防風垣の設置等の措置を講じてきたところであり、今後とも現地の実情に即し、必要な措置を講じてまいりたい。
三について
御質問の環境調査については、その調査結果について検討を行つているところであり、現段階において、公表は差し控えたい。したがつて、超長波送信所の設置に関する結論についても、お答えできる段階にはない。
なお、結論を出し得る時期については、確たる見通しを持つていない。
右答弁する。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。