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アトピー性皮膚炎に関する質問主意書

衆議院 第118回 第7号

提出者
衆議院
提出日
1990年5月17日
内閣転送 1990年5月19日
答弁書受領日
1990年6月5日
提出から19日
答弁の項目数
4
質問 370字/答弁 534字

質問本文

衆議院議長 櫻内義雄 殿

アトピー性皮膚炎に関する質問主意書

急激に患者が増え続けているアトピー性皮膚炎の原因は、いまだにはっきりとは解明されていません。そのために医師の間で、この病気に対する考え方、治療法に大きな食い違いがあり、受診する病院によって異なる説明を受けるなど、患者やその家族は、大変な思いで生活しているのであります。

従って、この病気を克服するために行政の対応が必要であると思い、次の事項について質問します。

一 アトピー性皮膚炎に悩む患者がどの位いるのか、明らかにされたい。

二 行政の関係機関による今日までの研究成果を明らかにされたい。

三 現在、患者に対する治療はどのようになされているのか、明らかにされたい。

四 政府は、研究・治療などの予算を含めて今後どのように対応されるのか、方針を示してもらいたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

アトピー性皮膚炎の患者数については不明である。

なお、厚生省の患者調査によれば、アトピー性皮膚炎及び関連病態として昭和六十二年十月の調査日一日において医療機関で受診した推定患者数は、二万八千五百人である。

二について

昭和六十三年度から小児医療研究委託費で「小児アレルギー疾患の病因機序の解明に関する研究」(主任研究者飯倉洋治国立小児病院小児医療研究センター部長)を行い、病態解明、検査法及び治療法の研究を続けてきているところであるが、これまでに、アトピー性皮膚炎の免疫学的発生機序の新たな解明、診断方法についての開発等の成果を挙げている。今後とも、食習慣や生活習慣の変化とアトピー性皮膚炎との関係について研究を進め、病態解明、一層確実な検査法及びその治療法の開発に努めることとしている。

また、平成元年度から心身障害研究においてもアトピー性皮膚炎の診断基準等の検討を開始したところである。

三について

アトピー性皮膚炎の患者に対する治療は、現在、軟こうの塗布等の対症療法を主体として行われているが、その他には食事制限等の生活指導が行われている。

四について

今後ともアトピー性皮膚炎の病態解明、検査法、治療法、診断基準等に関する研究を推進してまいりたい。

衆議院の原文

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