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ロシア専門家を招いた懇談会におけるプーチン大統領の北方領土問題に対する発言に関する質問主意書

衆議院 第168回 第25号承知していない ×1

提出者
無所属
提出日
2007年9月18日
内閣転送 2007年9月26日
答弁書受領日
2007年10月2日
提出から14日
答弁の項目数
4
質問 413字/答弁 1,211字

質問本文

一 二〇〇七年九月十四日、ロシア南部のソチで行われた毎年恒例のロシア専門家を招いた懇談会(以下、「懇談会」という。)において、プーチン・ロシア大統領が北方領土問題について触れ、一九五六年の日ソ共同宣言を基本に、歯舞・色丹の二島の引き渡しをもって同問題の解決を図ることを主張した事実があると承知するが、確認を求める。

二 「懇談会」での北方領土問題に触れた一のプーチン大統領の発言(以下、「プーチン発言」という。)内容を外務省は承知しているか。

三 「プーチン発言」の仮訳は作成されているか。作成されているのならば、その内容を正確に明らかにされたい。

四 「プーチン発言」に対する外務省の評価如何。

五 「懇談会」に外務省より出席した者はいるか。いるのならば、出席した外務省職員の官職氏名を全て挙げられたい。

六 「懇談会」に民間より出席した者はいるか。いるのならば、出席した民間人の職業と氏名を全て挙げられたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一から三までについて

御指摘の「懇談会」においてプーチン・ロシア連邦大統領(以下「プーチン大統領」という。)が御指摘の内容の主張を行ったかについては承知していないが、御指摘の「懇談会」におけるプーチン大統領が行った「発言」については、その速記録がロシア連邦大統領公式ホームページに掲載されており、この「発言」のうち、北方領土問題に関係していると考えられる部分の日本語仮訳は、次のとおりである。

「我々と日本との間には容易ではない関係があり、我々は、過去のすべての問題を解決するためにあらゆる努力を行っている。私は、今や日本の指導部においてもこのことについて何らの疑いも抱いていないと考えている。問題は、日本の国民にとってもロシアの国民にとっても受入れ可能で、誰一人として傷つけることなく、すべての問題を解決するような、我々の関係の発展の方式を見いだすことのみにある。

(中略)

実際には、ソヴィエト連邦も長らく日本との正常かつ完全な関係を目指していた。有名な千九百五十六年の宣言を想起したい。五十六年に日本とソヴィエト連邦との間の宣言に署名したのは我々、すなわちロシアではない。それはソヴィエト連邦である。そして、その時既に平和条約の締結が可能となるような原則が策定されていた。このことは、そのような希望が現れたのがつい昨日のことではないことの立派な証明である。

しかし、最近、ロシアはアジアを含むすべての我々のパートナー諸国との間で完全な関係を持つことを望んでおり、それゆえに完全な正常化への希求はもちろん強まってきた。日本は、世界最大の経済大国の一つであり、とりわけハイテク分野における成長がどのようなものかは、私よりも貴方の方がよくご存知であろう。最近、我々は、協力において実に本格的な行動をとった。これは、日本人のアクセスが自由化された島々に関するものだけではなく、極東全体で作業が行われている。(中略)

(中略)既に私が何度も述べたように、すべての問題が取り除かれることを望んでいる。これは簡単な問題ではない。私は今議論するつもりはない。常に論拠を互いに言い合うこともできるが、それではいつになっても終わりは来ないだろう。しかし、今、我々の見るところ、日本の友人の側からそのような譲歩を模索したいとの現実的な希望が表明されている。我々もそうするつもりだ。」

四について

政府としては、一から三までについてで述べたプーチン大統領の「発言」が、日露関係の更なる発展を図る上で、我が国とロシア連邦との間の平和条約の締結に関する交渉の進展を図る意欲を表明したものであることを期待している。

五について

御指摘の「懇談会」に外務省から出席した者はいない。

六について

ロシア連邦大統領公式ホームページにおいて、民間から、例えば、ビショフ・プレッセ紙国際部編集員が御指摘の「懇談会」に参加した旨記載されていると承知している。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

承知していない ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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