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ノヴォ・オガリョヴォにおけるプーチン・ロシア大統領の発言に関する質問主意書
衆議院 第164回 第303号お答えすることは困難 ×1
質問本文
一 二〇〇六年六月二日、ノヴォ・オガリョヴォにおいて、プーチン・ロシア大統領が主要国マスコミ代表と会見したと承知するが、右事実を在ロシア連邦日本国大使館はいつ知ったか。
二 一の会見において、日露関係についてプーチン大統領が行った発言の内容を明らかにされたい。
三 二の発言内容に関する公電が外務本省に接到した日付、時刻を明らかにされたい。
四 二〇〇六年六月三日付北海道新聞夕刊は、同日付モスクワ発共同通信を引用し、プーチン大統領が「ロシアはいかなる島も返す義務があると考えたことがなかった」との認識を表明した旨報じているが、かかるプーチン大統領の認識は、これまで日露両国間でなされた平和条約交渉における合意と合致しているか。
五 四のプーチン大統領の発言に対し、政府はどのような反応をしたか。
右質問する。
政府答弁書
一について
在ロシア連邦日本国大使館は、平成十八年六月二日に御指摘の会見が行われる予定であることを、事前に承知していた。
二について
お尋ねのプーチン・ロシア連邦大統領の発言については、その速記録がロシア連邦大統領公式ホームページに掲載されており、この発言のうち、日露関係に関する部分の日本語仮訳は、次のとおりである。
「石川さん、私が申し上げなければならないのは、ロシアは何らかの島を返さなければならないと考えたことは全く一度もなかったということである。しかし、交渉過程において、我々は、千九百五十六年に我々の日本の同僚達に歩み寄り、あなたが今言及された、有名な宣言の文言を調整した。そこには、確かに、二島の日本への引渡しについて言及されているが、いかなる条件であるか、また、どちらの主権の下であるかについては言及されていない。これらはすべて、宣言の起草者達が未解決のままにしておいた問題である。宣言が、ソ連邦の最高会議によっても、日本の国会によっても批准されたということに注意を喚起したい。しかしその後、日本は、自らその文書署名の主唱者であったにもかかわらず、一方的に、事実上この宣言を履行することを拒否した。
数年前、またもや日本側の提案によって、我々は、この宣言に立ち戻った。私は、私の同僚の一人による質問をほとんど一言一句再現することができる。「ロシアは五十六年の宣言に立ち戻ることに同意しませんか。」というものである。熟考し、ここで国内における一連の協議を行った後、我々は、再び日本のパートナー達に歩み寄った。我々は、「我々にはその用意がある。」と言った。そしてしばらく後、日本はそれを欲していないということを耳にした。そうであれば、なぜ、宣言に立ち戻る必要があるという問題を提起したのか。
我々は、そもそもここで状況を劇化するつもりは全くない。日本は、我々にとって非常に重要なパートナーである。そして、年次教書演説で日本に言及しなかったことが、ただ残念であると言える。これは私の間違いであった。加えて、日本は、今日重要なパートナーであるのみならず、ロシアにとって非常に将来性のあるパートナーである。我々は、過去から依然として残されているすべての問題が解決されることを望んでいる。そして、我々は、これらの諸問題を解決する方途を模索していく。」
三について
御指摘の公電は、平成十八年六月三日午前三時頃に外務本省において受信した。
四について
御指摘の「これまで日露両国間でなされた平和条約交渉における合意と合致している」の意味が明らかではないこともあり、外務省としてお答えすることは困難である。
五について
平成十八年六月五日、ロシア連邦外務省に対して、二についてで述べたプーチン・ロシア連邦大統領の発言について、北方領土問題に関する我が国の立場を申し入れた。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。