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朝鮮半島有事における米軍による在日米軍基地の使用についての日米密約に関する質問主意書
衆議院 第169回 第505号
質問本文
本年六月四日付の朝日新聞は、朝鮮半島で有事が発生した際、日本側との事前協議(以下、「事前協議」という。)をせずに米国が在日米軍基地を使用できることを記した日米間の密約(以下、「朝鮮有事の密約」という。)の公文書が、米国のミシガン大学フォード大統領図書館で見つかったと報じている記事(以下、「朝日記事」という。)を掲載している。右を踏まえ、以下質問する。
一 「朝日記事」を外務省は承知しているか。
二 これまでに日米間で「事前協議」がなされたことはあるか。
三 二で、ないのなら、それはなぜか。
四 「朝鮮有事の密約」の公文書を、在米日本国大使館は直接確認しているか。
五 「朝日記事」によると、「朝鮮有事の密約」の公文書とは、当時の藤山愛一郎外務大臣とマッカーサー駐日米国大使との間で署名された一九六〇年六月二十三日付の議事録であり、月刊文藝春秋七月号にもその全文が掲載されているが、「朝鮮有事の密約」は事実か。
六 五で、政府が「朝鮮有事の密約」は事実でないとするのなら、具体的にそれを証明する資料が公開されている中、そう主張する客観的根拠を示されたい。
右質問する。
政府答弁書
一及び四から六までについて
御指摘の記事については承知しているが、日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約(昭和三十五年条約第六号。以下「日米安保条約」という。)の下での戦闘作戦行動のための基地としての我が国国内の施設及び区域の使用に関する事前協議制度についての日米間の合意は、日米安保条約第六条の実施に関する交換公文及びいわゆる藤山・マッカーサー口頭了解がすべてであり、秘密であると否とを問わずこの他に何らかの取決めがあるという事実はない。また、在アメリカ合衆国日本国大使館でも御指摘の「朝鮮有事の密約」に関する公文書の確認を行っていない。
二及び三について
過去に日米安保条約第六条の実施に関する交換公文及びいわゆる藤山・マッカーサー口頭了解にいう事前協議の主題に該当する場合がなかったため、日米間で日米安保条約の下での事前協議が行われたことはない。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。