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北方領土問題についての政府見解並びに洞爺湖サミットにおける同問題の取り扱いに関する質問主意書

衆議院 第169回 第65号

提出者
無所属
提出日
2008年2月7日
内閣転送 2008年2月13日
答弁書受領日
2008年2月19日
提出から12日
答弁の項目数
4
質問 929字/答弁 317字

質問本文

一 福田総理は本年五月にロシアを訪問し、首脳会談を行う考えはあるか。

二 北方領土問題解決に向けた政府のスタンスは、「政府答弁書」(内閣衆質一六八第二九号)を参考にすると、「我が国固有の領土である北方四島の帰属の問題を解決してロシア連邦との間で平和条約を締結するという基本的方針を堅持しつつ、北方四島の我が国への帰属が確認されれば、実際の返還の時期、様態及び条件については柔軟に対応する」というものであると承知する。一方で、本年二月七日に東京で「北方領土返還要求全国大会」(以下、「大会」という。)が行われた際、司会を務めた三遊亭金八氏、大会実行委員長の本田徹氏が挨拶の中で、「北方四島の一括返還を求める」と、右の政府のスタンスとは異なり、あくまで歯舞、色丹、択捉、国後の同時返還を求める旨の挨拶をされていた。「大会」は毎年開催され、北方領土問題についての全国的な大会の一つであると認識されているものであり、また、大会実行委員会の構成団体として政府からは内閣府が参加している中で、政府スタンスと異なる見解が披瀝されることは、北方領土問題の交渉国であるロシアに対して混乱を与え、同時に、我が国国内の足並みが揃っていないと、ロシアに対して我が国に付け入る隙を与えることになりはしないか。政府の見解如何。

三 「政府答弁書」(内閣衆質一六八第三一号)では、「政府として、北海道洞爺湖サミットにおいて北方領土問題を提議し、文書等に盛り込む考えを有していない。」と、本年七月に北海道洞爺湖で行われるサミット(以下、「サミット」という。)において北方領土問題を取り上げる考えはない旨答弁しているが、右はロシアとの二国間首脳会談でも取り上げる考えはないということか。

四 今日の北方領土問題が発生する原因となったのは、一九四五年の米英ソ首脳によるヤルタ会談であったと考える。「サミット」は、北方領土問題の原点の地である北海道で行われ、また、ヤルタ会談に出席した米国、英国、ソ連(現ロシア)の首脳も参加するのであるから、北方領土問題に対する国際的理解を得るためにも、「サミット」において北方領土問題を提議するべきであると考えるが、再度政府の見解を述べられたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねについては、現時点では、何ら決まっていない。

二について

北方領土問題に関する我が国の立場については、累次にわたりロシア側に伝えてきていることから、政府として、御指摘のようなことはないと考えている。

三について

北方領土問題については、ロシア連邦政府との間で首脳会談を含め様々なレベルで精力的に交渉を行ってきているところであり、北海道洞爺湖サミットの際に日露首脳会談が行われる場合には、北方領土問題についても取り上げる考えである。

四について

先の答弁書(平成十九年十月二日内閣衆質一六八第三一号)一、二及び六についてで述べたとおり、政府として、北海道洞爺湖サミットにおいて北方領土問題を提議する考えを有していない。

衆議院の原文

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