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「消された年金」問題に関する質問主意書

衆議院 第170回 第126号

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2008年10月16日
内閣転送 2008年10月20日
答弁書受領日
2008年10月24日
提出から8日
答弁の項目数
5
質問 665字/答弁 906字

質問本文

厚生年金の標準報酬月額や加入期間の改ざんの疑いで受給額が減ってしまう、いわゆる「消された年金」問題についてお尋ねする。

一 政府は、一四四万件という数字を公表したが、この数字は、改ざんの疑いがある件数と考えてよろしいか。

二 この数字は三条件いずれかに当てはまる延べ件数と聞いているが、二条件を満たす数字は、それぞれいくらか。すべての二条件ずつ三パターンをお示し願いたい。また、それぞれのうち、受給者の件数及び人数をお示し願いたい。

三 一四四万件の実数をお示し頂き、その実数のうちの、受給者の件数と人数をお示し願いたい。なぜ、戸別訪問はそのうちの二万人超だけなのか。

四 いわゆる「消された年金」の実数は一〇〇万件を上回ると考えているのか。どの程度であると推計しているのか。

五 質問主意書によるお尋ねに関しても、答弁前に、事前に自民党国対へお知らせしたり、相談したり、することがあるのか、お示し願いたい。

事前審査制は、自民党国対が各省庁の資料作成の作業量を調査するために始めたと聞くが、その調査結果は出たのかお聞き及びか。また、その調査結果に基づいて、指示があったとすれば、どのようなものだったのか。

六 仮に自民党国対から、野党やマスコミに対する資料提供を止められた時に、どのような対応をするのか。

七 大臣が公表の是非を判断する際には、自民党国対の意向も判断材料の一つに入るのか。

以上、内閣の見解を問う。

質問番号を束ねて粗く不誠実な回答をするのではなく、質問番号ごとに誠実に回答を頂くことをお願いする。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

御指摘の「一四四万件」の性格については、先の答弁書(平成二十年十月三日内閣衆質一七〇第二八号)三の1について、三の2について及び三の3についてで述べたとおりであり、これを「改ざんの疑いがある件数」と考えることは適当でない。

二及び三について

お尋ねの件数及び人数については、いずれも確認していない。

また、社会保険オンラインシステムにおいて管理する記録上、厚生年金保険に係る標準報酬月額の記録を過去にさかのぼって訂正する処理が事実に反して行われた事案の可能性がある約六万九千件のうち、厚生年金受給者に係るものであるおよそ二万件(以下「訪問調査対象記録」という。)については、受給者本人に記録を確認していただくため、本年十月十六日から、社会保険事務所の職員が訪問調査を開始したところである。これは、既に年金を受給されている方については、記録訂正が必要な場合には、現在受給している額が異なってくることから、速やかに記録訂正を行い、年金の裁定変更処理を行う必要があるからである。

なお、平成二十一年四月から、被保険者に対し標準報酬月額等の情報をお知らせする「ねんきん定期便」を送付するとともに、同年中に、「厚生年金受給者全員に対する標準報酬月額の情報を含むお知らせ」の送付を開始することとしている。また、「一四四万件」(訪問調査対象記録を除く。)に該当する方については、送付の際に、注意を必要とする記録訂正が行われている旨を注意喚起する書類を同封し、その確認をお願いする予定である。これにより、御本人による記録の確認と必要に応じた記録訂正の申出等が行われ、それに基づいた訂正等を行うことになるものと考えている。

四について

御指摘のような推計は行っていない。

五について

質問主意書については、各府省の大臣の責任の下で判断を行い、与党に事前に情報提供を行うことはある。

また、自由民主党国会対策委員会における野党からの各府省に対する資料要求の実態把握が終了したとは聞いていない。

六及び七について

お尋ねについては、提出する資料の内容や提出の可否の判断は、各府省の大臣の責任の下で行われているところである。

衆議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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