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政府による補正予算を用いたいわゆる国立漫画博物館の建設の是非等に関する質問主意書
衆議院 第171回 第458号お答えすることは困難 ×1
質問本文
本年四月二十一日、政府は総額十四兆七千億円に上る平成二十一年度補正予算案(以下、「補正予算」という。)を発表した。「補正予算」については、五月の連休明けから国会審議が始まり、同月十三日に衆議院を通過した。「補正予算」の中には、三兆円の施設整備費が含まれており、その一環として、総額約百十七億円を用いた国立メディア芸術総合センター(仮称)の建設が計画されていると承知する。右を踏まえ、質問する。
一 麻生太郎内閣総理大臣は、現在我が国はじめ世界を覆う不況を「百年に一度」の不況であると形容することが多々あると承知するが、「補正予算」の目的、必要性等、右の意義について説明されたい。
二 国立メディア芸術総合センターは、アニメやマンガ、映画、ゲームなどの資料を展示するものであると承知するが、政府が「補正予算」において同センターを建設する目的、必要性は何か。百年に一度の不況と言われる今、なぜ同センターの様なものを建設しなくてはならないのか、同センターの建設は、一の「補正予算」の意義にどの様な点で合致するのか、詳細に説明されたい。
三 国立メディア芸術総合センター建設により、例えば我が国においてどれくらい雇用が増える等の経済波及効果があるのか、具体的数値を挙げて説明されたい。
四 国立メディア芸術総合センターが建設された後、同センターの管理責任者はじめ幹部には誰が就く予定であるか。
五 四の者は、公募により決められるのか、または国家公務員を退職した者、つまり天下りした者が就くのか。
六 国立メディア芸術総合センターは、いわゆる国立漫画博物館とも言うべきものであり、二〇〇九年一月から三月にかけ、我が国のGDPが年率換算で十五.二%の減少をみせる等、我が国経済が未曾有の大不況にある今、補正予算の枠組みを用いてまでも建設しなくてはならないものでは全くなく、政府による前代未聞の税金の無駄遣いであると考えるが、麻生総理の見解如何。
右質問する。
政府答弁書
一について
政府としては、「景気の底割れ」を防ぎつつ、国民の安心を確保し、未来の成長力強化につなげるといった目的に沿って、経済の下支えに必要な事業や将来の成長力を高める事業等を厳選し、これらの事業に必要な経費を平成二十一年度第一次補正予算に計上したところである。
二及び六について
「国立メディア芸術総合センター(仮称)」(以下「センター」という。)は、メディア芸術のすべての分野について、作品の展示、収集及び保管、関連情報の集約及び発信、調査研究、人材育成等を総合的に行う施設として設立するものである。センターの設立は、海外において高い評価を得ている我が国のメディア芸術の振興を図るとともに、これを新規市場の創出等に活用し、我が国の中長期的な成長を図るために必要な投資であることから、一についてで述べた平成二十一年度第一次補正予算の目的に沿ったものであり、御指摘のように「税金の無駄遣いである」とは考えていない。
三について
お尋ねの経済波及効果を具体的な数値でお答えすることは困難であるが、センターの設立は、海外において高い評価を得ている我が国のメディア芸術を新規市場の創出等に活用し、我が国の中長期的な成長を図るものである。
四及び五について
センターの運営は民間に委託することを予定しており、御指摘の「管理責任者」等については未定であるが、民間の創意工夫を活かすなどの観点から、人選がなされるものと考えている。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。