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果樹園芸農作物の授粉に用いられる蜜蜂の安定確保に関する質問主意書
衆議院 第174回 第148号
質問本文
近年、世界的な蜜蜂不足が各地域で深刻化し、また、オーストラリア産の増殖用女王蜂の輸入禁止などもあり、昨年春以降、我が国でも全国的な蜜蜂不足が続いた。りんごやメロン・イチゴなどをはじめとする果樹園芸農作物の授粉に用いられる蜜蜂の安定確保は重要であり、今年の生産に向けても農家の不安を払拭する対策が極めて重要と考える。
従って、次の事項について質問する。
一 蜜蜂不足の原因の一つとなったオーストラリア産の増殖用女王蜂の輸入禁止措置について、日本とオーストラリア間の技術協議で、輸出時の検査強化で合意したと聞いている。その詳細な内容はどうなっているのか。輸入再開の見通しとなったと考えていいのか。また、輸入再開はいつになるのか。
二 輸入再開になっても、すぐに供給体制が改善する状況にはなく、不足気味の状況がしばらく続くのではないのか。また、国はどう捉えているのか。
三 今年の果樹園芸農作物の授粉に用いられる蜜蜂の安定確保のため、予算案上どのように計上され、どのような対策を進めるのか。
四 青森県においては、県産蜜蜂の導入を図る努力がされているが、全国的には県ごとの県産蜜蜂の導入に向けての取り組みは、どのようになっているのか。
五 四で質問した内容を踏まえ、県ごとの県産蜜蜂の確保に対して、国からの支援はどのように考えているのか。
六 今年の四月から五月の需要期を前に、農家が早めに蜜蜂の注文の予約を取り付けるよう指導することが大切であり、また、せっかく増やした蜜蜂を廃棄しないで済むように農家が予約をキャンセルしない信頼関係が必要と考える。これらに関しての、国の対応をどのように考えるか。
右質問する。
政府答弁書
一について
御指摘の輸入禁止措置については、平成二十年三月に動物検疫所の輸入検査においてオーストラリアから輸出されたみつばちにノゼマ病が確認されたことを踏まえ、同国政府が日本向けの輸出のための検査証明書の発行を自主的に見合わせたものである。
政府としては、オーストラリア政府との間で同国産みつばちの輸入再開に向けた技術協議を進めてきたが、平成二十一年十二月十一日に、同国政府との間で、みつばちの輸出検査について従来から行われていた臨床検査に加え顕微鏡検査を追加する等の見直しを含む家畜衛生条件の改正について合意し、同日から同国政府が検査証明書の発行を再開する体制が整えられたところである。
二について
政府としては、花粉交配用みつばちの安定的な確保は重要であると考えており、各都道府県からの報告により、その確保状況を二週間ごとに把握しているところであるが、本年二月十九日時点において、花粉交配用みつばちが不足しているとの報告は受けていない。
三から六までについて
各都道府県においては、花粉交配用みつばちの時期別の需要量の的確な把握、園芸農家と養ほう農家等の連携促進などによる花粉交配用みつばちの安定的な確保への取組が行われているところであり、政府としては、平成二十一年度第一次補正予算において、園芸農家と養ほう農家等の連携促進、女王ばちの増殖等への支援を行うとともに、平成二十二年度予算において、産地収益力向上支援事業を計上し、みつばちの安定増殖に係る技術マニュアルの策定やみつ源樹木の植栽等に対する支援を行うこととしているなど、各都道府県における取組が円滑に行われるよう努めているところである。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。