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外務省沖縄事務所職員が私費で写真展を主催したことの是非に関する第三回質問主意書

衆議院 第174回 第410号

提出者
民主党・無所属クラブ
提出日
2010年4月20日
内閣転送 2010年4月26日
答弁書受領日
2010年4月30日
提出から10日
答弁の項目数
3
質問 1,339字/答弁 662字

質問本文

「前回答弁書」(内閣衆質一七四第三六一号)及び「前々回答弁書」(内閣衆質一七四第三一九号)を踏まえ、再度質問する。

一 沖縄県に駐留する米軍関係者等が撮影した写真を展示し、表彰する写真展「私のオキナワ」が本年三月二十四日から外務省沖縄事務所の主催で行われたことに関し、前々回質問主意書で、報道によると、当該写真展は外務省として公式に主催したものではなく、同省沖縄事務所職員のポケットマネー、つまり私費で行われているものであるとのことであるが、右は事実か等と問うたところ、「前々回答弁書」では「御指摘の写真展は、外務省沖縄事務所が、事前に外務本省の承認を得た上で、外務省の予算から経費を支出して実施したものである。」との答弁がなされている。右を受け、前回質問主意書で、当該写真展を準備、開催するのに要した公費の総額、並びにそれぞれの項目ごとの詳細を問うたところ、「前回答弁書」では「御指摘の写真展の準備・開催に係る支出額は百六万五百五十五円であり、その内訳は、業者委託経費が九十一万五百五十五円、審査員等への謝礼金が十五万円である。」との答弁がなされている。右答弁にある「業者」及び「審査員等」は、それぞれ何社または何名が、どの様な経緯で選定されたのか、詳細に説明されたい。

二 前回質問主意書で、当該写真展に外務省沖縄事務所職員のポケットマネー、つまり私費は一切用いられていないのか、当該写真展に写真を出展し、表彰を受けた者に、同省沖縄事務所職員のポケットマネー、つまり私費を用いて用意された記念品を贈呈していたとの事実はあるかと問うたところ、「前回答弁書」では「前回答弁書一から三まで及び五から七までについてでお答えしたとおり、御指摘の写真展は、外務省の予算から経費を支出して実施したものである。それに加えて、外務省沖縄事務所職員の一部が秀逸な作品を提出した者に対し、敬意及び感謝の念を表すために、私費で購入した記念品を贈呈した」との答弁がなされている。同省沖縄事務所の職員が当該写真展に関し、私費を用いた事実があるのに、なぜ「前々回答弁書」ではそのことに何ら触れられていなかったのか説明されたい。

三 岡田克也外務大臣は、外務大臣就任時、国民の理解と信頼があって初めて外交ができる旨述べていたと承知する。当該写真展において私費が用いられていたことが、「前々回答弁書」において明らかにされず、不正直な答弁がなされていたことは、国民の理解と信頼を得られるか。岡田大臣の見解如何。

四 外務省沖縄事務所の職員が当該写真展に関し、私費を用いたことについて、「前回答弁書」では「このことに特段の問題があるとは考えていない」との答弁がなされている。しかし、当該写真展が同省の公式の行事として行われたものであるのなら、また、同省としてそれが十分な意義を有したものであると認識しているのなら、それに係る費用は全て公費から支出すべきではなかったのか。金額の多寡に関係なく、公私を厳格に区別しなくては、公私混同に対する同省職員の意識に悪影響を及ぼすことになるのではないか。岡田大臣は、特に公私混同に厳しい政治家として知られていると思料するが、右につきどの様に考えるか説明されたい。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一について

お尋ねの業者については、実績面で優れていると思われる業者三社による見積り合わせを行い、そのうち最も廉価な見積りを提出した一社との間で随意契約を行った。

お尋ねの審査員等については、本件写真展において秀逸な作品を提出した者を選考するため、沖縄の文化、歴史等に造詣が深く、作品を評価する能力を有している者三名を、沖縄在住の写真家及び有識者の中から審査員として選定し、また、在沖縄米軍関係者による沖縄の伝統文化の理解を増進するために琉球舞踊の披露を行う目的で、沖縄在住の琉球舞踊の師範等の資格を有する者六名を、琉球舞踊の演者として選定したものである。

二及び三について

先の答弁書(平成二十二年四月六日内閣衆質一七四第三一九号)においては、「当該写真展は、外務省として公式に主催したものではなく、同省沖縄事務所のポケットマネー、つまり私費で行われているものであるとのことであるが、確認を求める」とのお尋ねであったため、御指摘の写真展は、外務省沖縄事務所が、外務省の予算から経費を支出して実施したものである旨をお答えしたものである。これに対し、先の答弁書(平成二十二年四月十六日内閣衆質一七四第三六一号)においては、記念品についてのお尋ねであったため、外務省沖縄事務所職員の一部が秀逸な作品を提出した者に対し、敬意及び感謝の念を表すために、私費で購入した記念品を贈呈した旨をお答えしたものである。

四について

先の答弁書(平成二十二年四月十六日内閣衆質一七四第三六一号)四、五、七及び八についてでお答えしたとおりである。

衆議院の原文

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