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入れ墨が入っている人の入浴時の対応に関する質問主意書

衆議院 第190回 第298号お答えすることは困難 ×1個別の事案 ×1

提出者
民進党・無所属クラブ
提出日
2016年5月26日
内閣転送 2016年5月30日
答弁書受領日
2016年6月2日
提出から7日
答弁の項目数
2
質問 1,113字/答弁 578字

質問本文

観光庁は、来日する外国人が増え、温泉など入浴することが多くなってきたことを受けて、入れ墨をしている外国人も温泉などでの入浴を楽しめるように、三月十六日「入れ墨(タトゥー)がある外国人旅行者の入浴に際し留意すべきポイントと対応事例」で、以下の三点の対応方法を例示しました。

(一)一定の対応を求める方法

・シール等で入れ墨部分を覆い、他の入浴者から見えないようにする(衛生的な入浴着等を着用する方法も考えられる)。

・入れ墨のサイズが小さく(例えば、手のひらサイズ)、他の入浴者に威圧感を与えない場合は特別な対応を求めない。

(二)入浴する時間帯を工夫する方法

・家族連れの入浴が少ない時間帯への入浴を促すようにする。

(三)貸切風呂等を案内する方法

・複数の風呂がある場合、浴場を仕分けてご案内する。

・貸切風呂がある施設では、貸切風呂の利用をご案内する。

・宿泊施設の場合、専用風呂のある客室等をご案内する。

我が国では、このような対応を求めなくてはならないように、入れ墨に対する世間一般の印象が良くありません。

しかしながら、海外に目を向けてみると、サッカーやバスケットボール、ボクシングなど種目に限らず海外のスポーツ選手の中に入れ墨を入れている著名な選手は数多くいますし、人気ミュージシャンの中にも入れ墨を入れている人は数多くいるように、海外ではファッションとして定着しています。

また、サミットで来日中のカナダのトルドー首相は左肩に入れ墨を入れていますが、今後、入れ墨を入れている外国の要人が来日することも出てくると考えます。

現在、国を挙げて外国人旅行者を増やしていこうと取り組んでいることや、四年後に東京オリンピックが開催され多くの入れ墨の入った著名選手が来日することを踏まえ、以下、政府に見解を伺います。

一 手のひらサイズ程度の大きさであればシールで隠すことが可能ですが、腕や脚、背中全体に入れ墨が入っている場合、隠して入浴することは難しいと考えます。このような入れ墨を入れているベッカムやメッシのような著名な選手に対して、上記のような対応を求めることが好ましいことと考えているのか、政府の見解を伺います。

二 カナダのトルドー首相のような政府要人で入れ墨が入っている方に対しても、上記のような対応を求めることが外交上望ましいと考えているのか、政府の見解を伺います。

三 外国人に対する対応について示していますが、日本人を除外している合理的な理由を伺います。

四 日本人で入れ墨の入っている人についても、外国人と同様の対応をするように関係各所に求める必要があると考えますが、政府の見解を伺います。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

御指摘の「入れ墨(タトゥー)がある外国人旅行者の入浴に際し留意すべきポイントと対応事例」は、訪日外国人旅行者が急増する中、入れ墨に対する考え方に文化及び慣習上の相違がある日本人と外国人との間で無用な誤解に基づく摩擦が現実に生じており、そのような摩擦を避けるため、観光庁において温泉施設における改善方策の例を情報提供したものであり、あらゆる個々の事案を想定して作成したものではない。また、入れ墨がある訪日外国人旅行者の入浴時の対応については、最終的には、個々の温泉施設の管理者の判断に委ねられているものであるため、政府としては、お尋ねについて認識を示すことは困難である。

三及び四について

一及び二についてで述べたとおり、御指摘の「入れ墨(タトゥー)がある外国人旅行者の入浴に際し留意すべきポイントと対応事例」は、訪日外国人旅行者が急増する中、入れ墨に対する考え方に文化及び慣習上の相違がある日本人と外国人との間で無用な誤解に基づく摩擦が現実に生じており、そのような摩擦を避けるため作成したものである。

一方、日本人の間では、こうした日本人と外国人との間で生じている摩擦と同様なものが顕在化しているとまでは直ちに認められないことから、現時点において、御指摘の「日本人で入れ墨の入っている人」について外国人と同様の対応をすることはしていない。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1個別の事案 ×1

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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