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大学入試センター試験の「ムーミン」に関する設問に関する質問主意書

衆議院 第196回 第19号

提出者
立憲民主党・市民クラブ
提出日
2018年1月24日
内閣転送 2018年1月29日
答弁書受領日
2018年2月2日
提出から9日
答弁の項目数
0
質問 983字/答弁 238字

質問本文

大学入試センター試験の「地理B」でアニメ「ムーミン」と「小さなバイキング ビッケ」の画像を示し、舞台となった国を問う設問が出題されたことが報じられ、回答の根拠があるのかが話題となっています。

この問いについて新聞報道によると、独立行政法人大学入試センターは「知識・思考力を問う設問として支障はなかった」という見解を示しています。

まず、検定を通った高等学校の地理の教科書で「ムーミン」「小さなバイキング ビッケ」並びにその作者について記載のある教科書はあるのか伺います。

教科書に全く記載がない場合、アニメの舞台がどこなのか、作者の出身地がどこなのかなどは大学入学に必要な知識だとは考えられません。受験生の年代を考えても両作品ともにその世代に馴染みの深い作品ではなく、作品の存在自体を知らない受験生もいたと考えられます。

また、問題を作成した独立行政法人大学入試センターは、言語について「教科書で取り上げられている言語区分の知識に基づき判断できる」と説明していますが、現在の高等学校地理Bの教科書には表や地図に語族名が記載されているものはあるものの、フィンランド語がウラル語族、ノルウェー語がスウェーデン語と同じインド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派に属するという記述はありません。

そもそも、大学入試センター試験は、受験生の高等学校における基礎的な学習の達成度を判定することが目的であることを考えると、教科書に記載が全くない知識を基にした問いは大学入試問題としては相応しくないと考えます。

独立行政法人大学入試センターのホームページには、「大学入試センター試験の果たす役割」の第一番目に「難問奇問を排除した、良質な問題の確保」を掲げ、「昭和五十三年度以前は、高等学校教育の程度や範囲を超えた難問奇問の出題が少なくありませんでしたが、共通第一次学力試験や大学入試センター試験の導入により、難問奇問を排除した良質な問題が確保されるようになり、現在、高等学校等の関係者からも高い評価を受けています。」と記載しているように「難問奇問」を排除することを前面に打ち出していますが、この記述とも矛盾を感じます。

基礎的な学習達成度を判定する大学入試センター試験で、教科書に全く記載のない知識を必要とする問題を出すことは認められると考えているのか、政府の見解を伺います。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

現在使用されている高等学校の地理歴史科地理A及び地理Bの教科用図書であって御指摘の「「ムーミン」「小さなバイキング ビッケ」並びにその作者について記載のある」ものは存在しない。

また、一般論としては、大学入試センター試験の試験問題は高等学校学習指導要領(平成二十一年文部科学省告示第三十四号)に準拠した適正なものでなければならないが、問題において引用される資料や解答の内容は、いずれもそれ自体が高等学校の教科用図書に掲載されていなければならないというものではないと考えている。

衆議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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