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教科書検定に関する質問主意書
衆議院 第193回 第176号お答えすることは困難 ×1
質問本文
来年四月から評価を伴う「特別の教科」となる、小学校の「道徳」の教科書に対する初めての検定が行われ、作成した八つの会社の教科書二十四点全てが一部の記述を修正した上で合格しました。
小学一年生のある教科書について、物語に登場させていた「パン屋」に対して「国や郷土を愛する態度」などを学ぶという観点で不適切だと意見がつけられ、教科書会社は「和菓子屋」に修正したと報じられています。
一 「パン屋」に対して「国や郷土を愛する態度」などを学ぶ観点で不適切だという意見がついたことは事実か。
二 この指摘に応じて修正したことになると、パン屋を営むことは「国や郷土を愛する態度」に反するということなのか。
三 「パン屋」が不適切で「和菓子屋」が適切な理由は何か。
四 「パン屋」が「国や郷土を愛する態度」を学ぶ観点で不適切であるなら、学校給食でのパン食も「国や郷土を愛する態度」を学ぶ上で不適切で米食に変えるべきではないのか。
五 このようなことが行われたと公になることで、親がパン屋の子ども達の自尊心を傷つけることになると懸念するが、政府の見解はいかがか。
右質問する。
政府答弁書
一について
お尋ねの「小学一年生のある教科書」に係る検定においては、平成二十七年文部科学省告示第六十号による改正後の小学校学習指導要領(平成二十年文部科学省告示第二十七号。以下「学習指導要領」という。)において、特別の教科である道徳では第一学年及び第二学年で「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」として「我が国や郷土の文化と生活に親しみ、愛着をもつこと。」を扱うことと定められていることを踏まえ、「指摘事項」が「図書の内容全体」、「指摘事由」が「学習指導要領に示す内容に照らして、扱いが不適切である。(内容の「伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度」)」である検定意見(以下「本件検定意見」という。)を付したものであり、「パン屋」に関する記述に特定して検定意見を付した事実はない。
二から四までについて
お尋ねについては、一についてで述べたとおり、本件検定意見は「パン屋」に関する記述に特定して付されたものではないことから、お答えすることは困難である。なお、本件検定意見に従って、申請図書を学習指導要領を踏まえどのように修正するかについては、欠陥のない範囲において当該申請図書の発行者の判断に委ねられている。
五について
一についてで述べたとおり、本件検定意見は「パン屋」に関する記述に特定して付されたものではないことから、御指摘は当たらないものと考えている。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。