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厚生労働省で検討されている「患者情報共有サービス」などのICTを用いたサービスに関する質問主意書

衆議院 第198回 第66号お答えすることは困難 ×2趣旨が明らかではない ×2検討してまいりたい ×2

提出者
立憲民主党・無所属フォーラム
提出日
2019年3月1日
内閣転送 2019年3月6日
答弁書受領日
2019年3月12日
提出から11日
答弁の項目数
2
質問 631字/答弁 1,220字

質問本文

厚生労働省が検討している医療機関などの医療従事者を対象としたICTを用いた様々なサービスの中には、「オンライン資格確認」など順調に進捗しているものもあると承知しているが、他方、「患者情報共有サービス」など医療機関などが利用するサービスについては、医療専用の高セキュリティーの共通接続基盤を整備するべきという調査研究事業の報告があるにもかかわらず、共通の情報基盤整備を忌避し、サービスごとに回線が異なりかねない状況にあると聞いている。平成三十一年度予算においても、厚生労働省内の部局ごとに別々の整備予算が計上され、共通回線を用いるべきという調査研究事業の報告がないがしろにされている。

そこで以下、質問する。

一 現在、検討されている「患者情報共有サービス」、「電子処方せん」などICTを用いた様々なサービスについて、各医療機関は単一の回線を用いてそれらを利用できるようになるのか。

二 「患者情報共有サービス」は、オンライン資格確認の開始タイミングである二〇二〇年度に実現されると考えてよいのか。

三 「患者情報共有サービス」の実現が二〇二〇年度までに不可能であるのであれば、その環境整備投資が二重投資になるおそれがあるのではないか。

四 現在、検討されている「患者情報共有サービス」、「オンライン資格認証」、「オンラインレセプト」などの情報サービスを提供する接続回線の安全性、機密性についてはどのような程度まで対策を講じることを検討しているのか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び四について

御指摘の「ICTを用いた様々なサービス」及び「「患者情報共有サービス」、「オンライン資格認証」、「オンラインレセプト」などの情報サービス」の意味するところが必ずしも明らかではないが、まず、御指摘の「患者情報共有サービス」が厚生労働省において検討されている保健医療記録共有サービス(以下「保健医療記録共有サービス」という。)を意味するのであれば、現在、厚生労働省が開催している「医療等分野情報連携基盤検討会医療等分野ネットワーク安全管理ワーキンググループ」においてその提供の際に使用される回線の在り方、システムの安全性及び情報の機密性の保持の方法等を含めた検討が行われているところであり、保健医療記録共有サービスへの各医療機関からの接続回線の形態及び「接続回線の安全性、機密性」についての対策に関するお尋ねについては、現時点でお答えすることは困難である。

また、御指摘の「電子処方せん」については、現在、厚生労働省が、「電子処方箋の本格運用に向けた実証事業」の実施を通じて、円滑な使用ができる仕組みを検討しているところであり、電子処方箋の送信等の際に各医療機関が使用する接続回線の形態について、現時点でお答えすることは困難である。

他方、御指摘の「オンラインレセプト」は、診療報酬請求書のオンラインによる請求(以下「レセプトオンライン請求」という。)を指すものと考えられるが、レセプトオンライン請求については、保険医療機関又は保険薬局が診療報酬請求書を社会保険診療報酬支払基金又は国民健康保険団体連合会に送付する際には、レセプトオンライン請求を行う保険医療機関及び保険薬局の認証及び送信されるデータの暗号化等が行われることにより、システムの安全性及び情報の機密性を確保しているところである。

また、御指摘の「オンライン資格認証」は、厚生労働省において検討されているオンライン資格確認を指すものと考えられるが、このオンライン資格確認では、レセプトオンライン請求において使用されている回線や設備等を利用することにより、既存の設備等を効率的に利用しつつ、システムの安全性及び情報の機密性を確保する方向で検討しているところである。

二及び三について

御指摘の「環境整備投資」及び「二重投資」の意味するところが必ずしも明らかではないが、保健医療記録共有サービスについては、「未来投資戦略二〇一八」(平成三十年六月十五日閣議決定)において、「個人の健診・診療・投薬情報が医療機関等の間で共有できる全国的な保健医療情報ネットワークについて、・・・必要な実証を行いつつ、平成三十二年度からの本格稼働を目指す」とされており、現在、厚生労働省において、有識者による議論とともに、技術面、運用面及び制度面の実証及び検証が進められているところであるが、費用対効果の観点も踏まえつつ、引き続き、「未来投資戦略二〇一八」に沿って準備を進めてまいりたい。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×2趣旨が明らかではない ×2検討してまいりたい ×2

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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