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小学校プログラミング教育に関する質問主意書

衆議院 第200回 第170号お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×3

提出者
立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム
提出日
2019年12月4日
内閣転送 2019年12月9日
答弁書受領日
2019年12月17日
提出から13日
答弁の項目数
3
質問 821字/答弁 1,360字

質問本文

一 十一月七日の衆議院本会議で萩生田文部科学大臣は、二〇二〇年度から小学校で必修となるプログラミング教育の準備状況について、「必要なICT環境の整備は進んでおらず、地方自治体間で整備状況にばらつきが見られるなど危機的な状況」と答弁しているが、全面実施を目前に控え、このような答弁を担当大臣自らがすることは、恥ずかしくないのか。小規模な自治体等での取り組みが遅れているとのことだが、子どもたちの公教育に地域差があってはならないと考えるが、なぜこのように取り組みが遅れたのか。

二 ハード面では補正予算などで大急ぎで手当てするとしても、小規模な自治体等取り組みが遅れている地域での教員研修は、大臣の答弁にあった「全ての学校で円滑に開始できるよう」に、具体的にどのように手当てするつもりか。

三 大臣は答弁で「産業界とも連携しながら」「官民の連携も図りつつ」と繰り返しているが、小学校プログラミング教育の充実・普及促進のため、デジタル教材の開発や学校における指導のサポートを目的に、企業と立ち上げた「未来の学びコンソーシアム」には二〇一九年十一月十四日現在で、神奈川県相模原市など百三十五の教育委員会と四百三の企業・団体が賛同しているが、その文部科学省内にある事務局には株式会社ベネッセコーポレーションはじめ株式会社ベネッセホールディングスのグループ会社からの出向者は何人いて、どのような職務を担っているのか。

四 小学校プログラミング教育の手引(第二版)では、「プログラミングの楽しさや面白さ、達成感などを味わえる題材などでプログラミングを体験」とあるが、全く具体的な内容を示していず、達成目標なども示されていないのは改善されるべきではないか。このまま自治体側の準備不足、認識不十分の状況下では、いつのまにか特定の企業の教材が全国で画一的に使用されることにならないか。そのようにならないよう、政府はどのような取り組みを行うつもりか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一及び二について

お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、御指摘の令和元年十一月七日の衆議院本会議における萩生田文部科学大臣の「来年度から小学校で開始されるプログラミング教育を始め、学校に必要なICT環境の整備は進んでおらず、地方自治体間で整備状況にばらつきが見られるなど危機的な状況」という答弁については、プログラミング教育だけではなく、学校におけるICT環境の整備全般についての認識を述べたものであるが、このような認識に基づき、文部科学省において各学校でプログラミング教育を適切に実施することができるようICT環境の整備の促進をより一層図ってまいりたい。

また、お尋ねの「小規模な自治体等での取り組みが遅れている」ことの理由については、各地方自治体によって様々な要因があると考えられるため、一概にお答えすることは困難であるが、例えば、同省が委託により実施した「次世代の教育情報化推進事業『平成三十年度教育委員会等における小学校プログラミング教育に関する取組状況等について』の調査」において、小規模な地方自治体におけるプログラミング教育の実施に関する課題としては、指導方法や授業実践事例等の情報が不足しているといった回答が多かったところである。

このような調査結果等をも踏まえ、同省においては、お尋ねの「教員研修」については、各地方自治体における教員のプログラミング教育に関する研修の実施を促すため、教員用の研修教材の作成及び周知を行っているほか、同省が平成三十年十一月に公表した「小学校プログラミング教育の手引(第二版)」(以下「手引」という。)や指導事例の周知、教育委員会の担当者向けのセミナーの開催等による情報提供を行っているところであり、引き続きこれらの取組を進めてまいりたい。

三について

お尋ねの「グループ会社」及び「出向者」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、令和元年十二月一日現在、御指摘の「事務局」において、国と民間企業との間の人事交流に関する法律(平成十一年法律第二百二十四号)に基づき、株式会社ベネッセコーポレーション及び株式会社ベネッセホールディングスから交流採用をされた者はいない。また、御指摘の「事務局」を行う「「未来の学びコンソーシアム」プロジェクト推進チーム」の構成員であるプログラミング教育プロジェクトオフィサーは、文部科学省が公募により非常勤職員として採用しているところ、このうちの一名が株式会社ベネッセコーポレーションの従業員でもあると把握している。

四について

お尋ねの趣旨が必ずしも明らかではないが、手引では、「プログラミングに関する学習活動の例」や「小学校プログラミング教育で育む資質・能力」等について、図表を用いつつ具体例を示して記載しているところであり、「全く具体的な内容を示していず、達成目標なども示されていない」との御指摘は当たらない。また、手引においては「プログラミング言語や教材選定の観点」として、「複数の言語や教材の中から、それぞれの授業においてプログラミングを取り入れるねらい、学習内容や学習活動、児童の発達の段階等に応じて、適切なものを選択し活用することが望まれ」る旨を記載しており、その趣旨を地方自治体に対して引き続き周知してまいりたい。

衆議院の原文

この答弁書に出てくる定型句

お答えすることは困難 ×1趣旨が明らかではない ×3

語の一致で数えたものです。答弁の評価ではありません。同じ型の答弁が過去にどれだけあるかは、型を押すと出ます。

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