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羽田新飛行ルートの着陸角度についてのIATAからの要請に関する質問主意書
衆議院 第201回 第100号お答えすることは困難 ×2
質問本文
今月二十九日から運用が始まる羽田空港の新飛行ルートの南風時、午後三時から七時の間に都心上空を通過するルートについて、国際航空運送協会(IATA)が国土交通省に対し、航空機の着陸角度を通常の三・〇度よりも急な三・四五度にしていることに対して、特別な操縦技術を求められ、強い懸念を抱いていると伝えたことが報じられています。
一月三十日から行われた実機飛行確認においてもエアカナダ並びにデルタ航空は三・四五度による着陸を懸念しており、エアカナダ機に関しては実際に成田空港に目的地を変更しています。
以上踏まえて質問します。
一 実機飛行確認以降に国土交通省が羽田空港の新飛行ルートの着陸角度に関することで、IATAと面会をしたのは事実でしょうか。その際、IATA側から国土交通省に対して伝えられたことを具体的に明らかにして下さい。
二 デルタ航空、エアカナダから三・四五度の着陸角度について懸念が示されていますが、着陸角度を変更せずにこのまま運用を始めるのでしょうか。運用開始後に変更することもあり得るのでしょうか。
三 三・〇度より急角度にしたのは騒音を軽減するためだと説明していますが、三・四五度の方が騒音は大きい例もあったと聞いています。三・四五度の方が騒音は大きかった例を政府として把握していますか。していればその例を明らかにしてください。
四 三・四五度での着陸は好天時のみの運用になるとのことですが、好天時と悪天時の割合はどの程度になると見込んでいるのでしょうか。
五 東京新聞の報道によるとIATAの意見について、国土交通省航空局の航空管制調査官は「要請とは捉えていない」と回答していますが、政府としてはこのIATAからの意見を要請ではなく何だと捉えているのでしょうか。また、申し入れ内容を受け止め、改めて着陸角度について検討する必要があると考えますが、政府の所見を伺います。
右質問する。
政府答弁書
一について
国土交通省航空局においては、実機飛行確認実施前の令和二年一月十五日に、国際航空運送協会(IATA)等との間で、東京国際空港(以下「羽田空港」という。)における新たな飛行経路(以下「新経路」という。)のうち南風好天時に運用される進入経路(以下「南風好天時経路」という。)に関して、気温が高い場合に航空機の降下率が上昇し不安定な進入となる可能性があること等のIATAから伝えられた課題を含む、運航上の技術的な課題について意見交換を行ったものであり、「実機飛行確認以降に国土交通省が羽田空港の新飛行ルートの着陸角度に関することで、IATAと面会をした」という事実はない。
二及び五について
三・五度の降下角を含む南風好天時経路の進入方式については、当該降下角が我が国及び諸外国の複数の空港の進入方式において採用されていること、航空会社の協力により航空機の性能、気象等に係る複数の条件を設定した上でシミュレーターによる安全性の確認を行っていること、並びに実機飛行確認において南風好天時経路を飛行した操縦士及び航空機の運航の専門家から、南風好天時経路は直線の進入経路であり、かつ、当該降下角は好天時のみ使用されることから安全性の問題はない旨の意見を頂いていることを踏まえ、安全性の問題はないものと考えており、「改めて着陸角度について検討する」こと及び「着陸角度」を「運用開始後に変更する」ことは考えていない。
また、一についてで述べたとおり、IATA等との間では意見交換を行ったものであり、IATAが「要請」を行ったという事実はない。
三について
お尋ねについては、実機飛行確認における騒音測定の結果について現在精査中であることから、お答えすることは困難である。
四について
羽田空港における現在の飛行経路と新経路とはその運用に係る好天時又は悪天時の判断基準が異なり、新経路の運用開始前である現段階においては、新経路における「好天時と悪天時の割合」を見込むための十分なデータを保有していないため、お尋ねについてお答えすることは困難である。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。