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刑務所設置に関する質問主意書

衆議院 第6回 第8号

提出者
衆議院
提出日
1949年10月29日
内閣転送 1949年11月4日
答弁書受領日
1949年11月8日
提出から10日
答弁の項目数
0
質問 206字/答弁 541字

質問本文

衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿

刑務所の設置に関する質問主意書

刑務所の設置について左の点を質問する。

一 多数の刑務所を新設する具体的な理由

二 刑務所の設置計画及びその工事の進行状況

三 土地收容等の場合における賠償費

四 長野県須坂刑務所設置について耕作者、居住者その他の反対運動についていかに考えるか。

五 刑務所予定地がすでに町村農地委員会で買收売渡を決定している場合どうするか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

一 戰災によつて施設の約三分の一を失つたので、その復旧に迫られたことと、更に終戰後の犯罪者は終戰前に倍加し、現に本年九月末日現在で九万八千四十一名の收容者なるに対し、現在施設の收容能力は五万八千二百五十一名であるので、新設する必要がある。

二 刑務所の本年度設置計画は、舎房定員にて約一万二千名の收容施設の増設を図り、現在ではその三割位が竣工している。年度内には概ね工事完了の見込である。

三 土地は強制收用はしていない。專ら契約によつて行つて来ていて、代価は権威ある機関の査定を待つて公正に決定している。

四 刑務所の設置に当り、耕作者その他に反対の声があることは充分に承知している。

刑務所という施設の性質上、若干の反対のあることはしばしばある例であるが、そのために設置計画を放棄する訳に行かない。町全体の立場より見て当局者が支持してくれるような場合には、一部の反対は押し切つて建設することと致したい。須坂町にても町当局者は刑務所設置を支持しておるから、反対者には一応の理由もあろうし、気の毒と思うが、できるだけ事情を説明し、了解を得ることに努めて実行したいと思う。

五 関係各庁と折衝し、刑務所の敷地に転用し得るように法律手続を完了した後に利用することとしたい。

右答弁する。

衆議院の原文

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