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警察力増強に関する質問主意書

衆議院 第8回 第8号

提出者
衆議院
提出日
1950年7月13日
内閣転送 1950年7月19日
答弁書受領日
1950年7月25日
提出から12日
答弁の項目数
0
質問 297字/答弁 584字

質問本文

衆議院議長 ※(注)原喜重※(注) 殿

警察力増強に関する質問主意書

一 吉田内閣は、今次朝鮮内戰を国内戰と思うか、戰争と思うか、不逞分子の叛乱と思うか。

二 警察措置についての限界如何。

三 昭和二十五年七月十一日の朝日新聞紙によれば、吉田総理は「朝鮮内戰における米軍の行動を国際連合の国際警察措置だ。」と言い、更に「政府としては、この国際措置に協力するのは当然の手段であり、すでに、具体的措置を講じつつある。」といつている。この見解よりすれば今回の警察官増員七万五千人及び従来までの警察官は、朝鮮に動員されたり、又あのような内戰は十分鎭圧できるような訓練裝備が準備されるのか。

右質問する。

衆議院の原文・経過

政府答弁書

(一) 純法律的見地からお答えする。双方ともに、自己の国家領域は朝鮮全域にわたるものとの建前をとつており、それぞれが全朝鮮を代表する唯一正統の政府であると主張している。このような関係から双方を同時に第三国が承認するということはありえず、諸国はこの両者の中いずれかを承認している。従つて両者間にどのような大規模な武力衝突が発生しても、国家間の武力闘争という従来の戰争の概念にははいり難い。しかし、双方ともそれぞれ第三国から承認せられておつてしかも、一定の地域に権力を確立しているから国家間の戰争とみようとする説をとる学者もあるようである。何れにせよ、戰争が二または、それ以上の独立国間の武力鬪争の関係であると定義する従来の国際法の概念では、よういに判定し難いようなもろもろの事態が発生しているのが最近の国際情勢の特色である。

(二)(三) 今回の警察増強の措置は、これに関するマ元帥の書簡にもあるとおり「民主主義社会で公安維持に必要とされる限度において」増強されたものであり、また海上保安関係の増強も「不法入国や密輸を取締るため、日本の長い海岸線の保安を確保するには、現有の海上保安力では弱体であることが明かにされた」ためである。即ち何れもわが国内の治安維持のためであり、これがこの目的以外に利用されることはあり得ない。訓練裝備については目下研究中である。

右答弁する。

衆議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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