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最近の教科書問題に関する質問主意書
衆議院 第96回 第24号
質問本文
衆議院議長 福田 一 殿
最近の教科書問題に関する質問主意書
最近、我が国の歴史教科書及びその検定につき、記載事項の関係諸国より抗議の申し入れがあり、政府の対応にもかかわらず、当該諸国民の反発はますます拡大し、国内にも批判の声が高まつている。
政府は可能の限りを尽くし、実効ある国内措置を踏まえて、誠心誠意転禍為福の親善友好の推進をすべきである。
ここに事を国内措置に限つて、次の事項について質問する。
一 旧帝国憲法下、日本軍が中国大陸に侵入、侵攻あるいは進出したことは、今日、日本国憲法に照らして明らかに侵略行為であり、かつ、古今人道上許容すべからざる残虐行為を伴つた事実は、教育現場において誤りなく教授せらるべきである。これは、諸国ないし該当する地域に関しても同様である。
政府は、当然の故をもつて事を省略することなく、文部大臣をして早急にその旨を文書通達して、正式に教育現場に徹底せしめ、かつ、国民にその意を発表すべきであると考える。
しかるに、その挙のないことは、いかなる理由があるのか。
二 他国の指摘を待つまでもなく、文部大臣所管の教科書検定は、その非公開の慣習をもつて国民に不明朗の感を抱かせている。
すでに長期にわたつて各方面より公開を促され、あるいは具体案の提言もあるにもかかわらず、いまだ公開の意を決せず、その方途を検討するにも至らない。
この際、むしろ国内教育界の明朗化のために速やかに検定公開を宣言し、具体的措置を講ずるべきであるが、これをなお行わない理由は何か。
三 検定の周期は法律事項に抵触するものではなく、文部大臣の権限に属する。
この際、著作者の申し出によつては、検定の時期は慣例に拘泥するものではない旨を表明し、実行することは可能である。
しかるに、その挙に出ないのはいかなる理由であるか。
右質問する。
政府答弁書
一及び三について
この度の教科書をめぐる問題について、政府としては、昭和五十七年八月二十六日の内閣官房長官談話で述べたとおりに考えており、この考え方に沿つて、適切に対処してまいりたい。
二について
個々の教科書に関する検定の内容を公表することは、教科書の採択の公正を害するおそれがあるので、従来から差し控えることとしている。
右答弁する。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。