公開URL索引
企業が公開するサイト・LP・商品ページ・デモ・リポジトリのURLを一箇所に集約した索引という概念
定義
公開URL索引とは、組織が外部に公開しているWebサイト、プロダクトのランディングページ(LP)、アプリ商品ページ、デモ環境、コードリポジトリ、技術ブログなどのURLを一つの文書に列挙し、資産の全体像と導線を把握できるようにした索引である。個々の製品仕様を説明する文書ではなく、「どこに何があるか」を保証する地図として機能する。kurage-sites はその代表例で、Kurage / exbridge.jp の公開URLを主要サイト・プロダクトLP・商品ページ・デモ・外部資産の5層に分けて列挙している。
なぜ索引が必要か
公開URLが数十〜数百に及ぶと、次のような問題が生じる。
- 対応関係の喪失: 商品ページのIDがハッシュ値(例:
app.php?id=040964c27c153ec2)だと、URLから製品名を推測できない。索引が実質的なマッピング表になる。 - 二重URLの混在: 製品ごとに
https://<product>.exbridge.jp/とhttps://<product>.exbridge.jp/<product>.htmlの2つが存在し、どちらが正規かが曖昧になる。 - サブドメインの例外: kfina(製品名 kfinanalyst)や tajp(製品名 ktajp)のように、サブドメインと製品名が一致しないケースがあり、命名規則だけでは辿れない。
- 導線の取りこぼし:
?ref=付きの参照パラメータやキャンペーン用URLが分散し、どこからどこへ流しているかの全体像が見えにくい。
階層構造の典型
kurage-sites に見られる構造は、公開URL索引の典型的な階層である。
- 主要サイト — コーポレートサイト、製品本体、アプリストア、デモ置き場、技術ブログ。役割ごとにサブドメインを分離する。
- プロダクトLP — 製品ごとの紹介ページ。ルートURLとHTMLファイルの二重構成。
- 商品ページ・デモ — アプリストアの商品ページと、デモ環境・ソリューションページ・GitHubリポジトリが対で並ぶ。
- 外部公開資産 — GitHub上のOSSリポジトリや、GitHub Pages 上の技術記事。
この分離は kurage-platform のようなプラットフォーム設計と表裏をなす。サブドメインを製品ごとに切ることで、LPの追加・廃止が他の製品に影響しにくくなる。
命名規則とパラメータ
- k接頭辞: 製品名の多くが
kで始まる。k-prefix-product-naming を参照。索引はこの規則の例外(kfina、tajp、nofx、whop、url2brain)を可視化する装置でもある。 - 参照パラメータ:
?ref=kappstore-devのように流入元を示すパラメータが付与される。ref-parameter-attribution の実装状況を索引から横断的に確認できる。 - ハッシュID: kappstore-ecosystem の商品ページは不透明なIDを持つため、索引がなければ対応を復元できない。
索引の維持コスト
URL索引は作ることよりも保ち続けることが難しい。製品の追加・改名・廃止のたびに更新が必要で、リンク切れや重複が蓄積する。対策としては、生成元(設定ファイルや商品データベース)から機械的に書き出す、config-declared-scope のように宣言的な定義と突き合わせる、といった方法が考えられる。索引自体を knowledge-repo-as-blog のようにリポジトリ管理し、差分で更新履歴を残すのも有効である。
索引から読み取れること
URLの集合は、その組織の事業領域の見取り図になる。kurage-sites では、防災・自治体(kflood、kjishin、ktsunami、krefuge)、建設・都市(karchitect、kkensetsu)、金融・会計(kfina、kbilling、kpaylink)、業務・CRM(kcallai、kposting、kdealdesk)、医療・介護(kkaigo、kshoken)、議会・合意形成(kconsensus、xb4g.com/giin)といった領域がURL名から読み取れる。civic-tech や ai business tools の広がりを、製品一覧よりも生々しく示す。
また、GitHubで公開されているリポジトリ(openvpm、alaveteli、fixmystreet、LibreDesk)や技術記事群は、self-hosting と oss-japanese-localization への投資を示す。索引は自社資産だけでなく、外部プラットフォーム上の公開物まで含めると全体像が掴める。
関連ページ
- kurage-sites — 本概念の具体例(Kurage / exbridge.jp のURL一覧)
- kurage-lps — プロダクトLP群の内容面からの整理
- kurage-repos — リポジトリ一覧との対応
- kurage-articles-index — 技術ブログ記事の索引
- exbridge / kurage — 公開主体
- kurage-app-store / proto-exbridge — 商品ページとデモの置き場
- k-prefix-product-naming — 命名規則
- kappstore-ecosystem — 商品ページIDの運用
- ref-parameter-attribution — 参照パラメータによる流入計測
- kurage-platform — サブドメイン分割の背景
- config-declared-scope — 索引を宣言的に維持する考え方
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