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概念

シビックテック——議会・行政・住民接点のオンプレミス製品群

Kurageの議会・行政・住民接点向けオンプレミス製品群を、根拠提示と決定的判定の設計から整理する概念ページ

定義

civic-tech のうち、Kurage が kurage-products で展開している製品群を指す。議会(国会・地方議会)、行政(制度・許認可・入札・支援制度)、住民接点(陳情・通報・相談窓口・パブリックコメント)の三層に対し、公的データを自前サーバーに取り込んで判定・検索・提示する買い切りのシステムとして提供される。SaaS の市民向けサービスではなく、議員事務所・自治体・市民団体・支援者が自分のサーバーで運用する点が特徴。

三層の製品マップ

1. 議会層——発言と質疑を「加工せず」引く

製品 価格 役割
kurage-kokkai-tracker 550,000円 テーマ別に国会の質疑と答弁を日付順に収集。質疑カードを画像化
kurage-giin-statement-log 550,000円 議員がいつ・どの会議で何を質問したかを引く
kshuisho 55,000円 質問主意書と政府答弁書を本文までことばで引く。「お答えすることは困難」の型つき
kronten 110,000円 国会発言・X投稿・ニュース・アンケートから論点を地図にする
kurage-bill-ai-interview 110,000円 審議中法案をAIインタビューで聞き、話題と合意点にまとめる
kconsensus 110,000円 Pol.is 互換の合意形成(賛否の分断と一致点の抽出)

この層に共通するのは 「要約も論評もしない」 という宣言。国会トラッカーと議員発言ログは LLM を使わず PHP+SQLite だけで動き、運用費がかからない。deterministic-core の徹底例である。

2. 行政層——制度・期限・区域を条文で裏取りする

3. 住民接点層——「どこに言えばいいか」を一つの入口にする

行政の窓口は道路・ごみ・国道・警察・水道と内容ごとに分断され、市の公式LINE通報も写真と位置情報だけで不法投棄は対象外——この分散を1つの入口にまとめることが商品の芯だと明言されている。

設計原則

決定的判定とAIの分離

判定・分類・期限計算はコードと規則が持ち、AIは言い換えだけを担う。陳情ナビは委員会の判定にLLMを使わず語の一致で選び、何の語で判定したかを画面に出す。合意形成AIは票が足りないとき数字を出さず「足りない」と書く。ai-judgment-backend / deterministic-core

出典と時点の明示

制度カレンダーの日付はすべて省庁の公式ページで確認したもの。陳情の締切日は名古屋市会が公表していないため表示せず、開会日を示して事務局に確認するよう案内する——推測した日付を住民に示さない。evidence-traceability

未収録と「なし」の区別

公表されていないものを「なし」と書かない。学童保育ナビは待機児童50人以上の88市町村しか市区町村名で数字が出ないため、それ以外は「未公表」と書き推定値を出さない。unknown-vs-outside-distinction / administrative-data-publication-gap

データを外に出さない

法案AIインタビューは手元の gemma、論点AIマップは埋め込みもAIもローカル。意見や相談内容を外部のAIサービスに送らない。no-external-data-egress / local-llm

人間の承認ゲート

法案AIインタビューの「意見のまとめ」は本人が確かめて同意したときだけ保存し、公開するかも本人が選ぶ。approval-workflow

提供形態と価格の考え方

海外OSS日本語導入キットとの関係

同じ著者が theyworkforyou(議会透明化)、alaveteli(情報公開請求のアーカイブ)、fixmystreet(住民通報)の日本語導入キットを 5,500円で出している。これらは「英国で20年動いてきた仕組みを日本で動かす」ための実測手順であり、Kurage 製品群の機能的な参照元でもある。oss-japanese-localization / measured-pitfall-catalog

関連

See also: kurage-sites

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