Kurage 津波浸水想定マップ
住所から津波浸水深を判定するKurageの買い切り製品。浸水深区分と行動指針を返す。
概要
住所を入れると、その地点が津波で何メートル浸かる想定かを返すシステムを、自社サーバーに買い切りで置くための一式。kurage が販売する防災判定ラインナップのひとつで、kurage-app-store を通じて提供される。設計の芯は「○×で答えない」ことにある。
基本情報
- 価格: 55,000円(税込)
- ライセンス: MIT
- 商品ページ(LP): https://kappstore.exbridge.jp/app.php?id=86b85a63bc426575
- デモ: https://kurage.exbridge.jp/ktsunami.php/
- 収録規模: 全国3,795,197セル・35都道府県
主な機能
- 住所から津波の浸水深を判定し、海抜も国土地理院の標高データで併記する。
- データは国土数値情報の津波浸水想定(商用利用可・再配信可)を使用。
- 整備年度が県ごとに異なるため、判定結果にその県の時点を必ず表示する。
- ポリゴンが矩形グリッドである性質を利用し、PostGISもDockerも不要(SQLiteのみ)で動作する。
- 外部の有料APIは使わず追加費用0円。
設計思想
○×で答えない
0.3mと5mでは取るべき行動が違うため、浸水深の区分(0.01〜0.3m/〜1m/〜2m/〜5m/5m以上)と、それぞれの行動指針(垂直避難で足りるか、高台への水平避難が要るか)を返す。この考え方は hazard-map-judgment に通底する。
「区域外」と「データが無い」の区別
東京都・福井県・香川県は沿岸があるのに国のデータに未収録であり、黙って区域外と返すと安全だと誤解させてしまう。本システムは未収録・内陸(想定不要)・区域外を必ず分けて答える。これは unknown-vs-outside-distinction の実装例である。
関連製品
同じ防災判定シリーズとして、洪水・内水を扱う kurage-flood-hazard-map、土砂災害警戒区域を扱う kurage-landslide-hazard-map、避難所までの徒歩時間を扱う kurage-refuge-map、災害危険区域を扱う kurage-disaster-risk-area-map がある。判定を決定論的なコードで行いAIに推測させない点は deterministic-core、PHP+SQLiteで完結する構成は self-contained-php-app および self-hosting に対応する。
出典
See also: kurage-sites
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