Kurage 地震ハザードマップ(名古屋版)
名古屋市の震度・液状化を住所や地番から判定するKurageのオンプレミス製品
概要
住所または地番を入れると、南海トラフ地震(最大クラス)で名古屋市のその場所に想定される震度と液状化の危険度を返すシステムを、自社サーバーに置いて内製化するための一式。kurage が販売する業務システムの一つで、kurage-app-store(kappstore-ecosystem)を通じて提供される。販売代理店向けの商品一覧にも掲載されている。
- 価格: 55,000円(税込)
- ライセンス: MIT
- 商品ページ(LP): https://kappstore.exbridge.jp/app.php?id=51649180bea0fd57
- デモ: https://kurage.exbridge.jp/kjishin.php/
- 出典: 名古屋市が公表した被害想定
災害判定シリーズの中では 55,000円の単機能製品に位置し、上位の kurage-disaster-judgment-set(165,000円)や kurage-disaster-judgment-set を含む防災AIチャット+判定セット(220,000円)とは価格帯で役割が分かれている。
収録データ
名古屋市が公表した被害想定をもとに、市内を約50mメッシュで126,385区画に分けて収録。
市内のほぼ全域が震度6弱以上の想定で、内訳は次のとおり。
- 震度6弱: 51.5%
- 震度6強: 46.4%
- 震度7: 1.3%
地番による判定
名古屋市は地番参考図をCC BY 4.0で公開しているため、982,180筆の土地の区画を取り込み、代表点1点ではなく筆の形で判定する。名古屋駅前の筆なら19メッシュにかかり、計測震度6.06〜6.18という幅で返る。住所で調べた場合も、その代表点が筆に乗っていればその筆で判定する。
他都市版への展開
同種のオープンデータを差し替えれば他都市版を作れる。この差し替えによる横展開の型は municipality-data-swap-expansion に、オープンデータの利用条件を守る姿勢は open-data-license-compliance に通じる。名古屋市のオープンデータを初期同梱とする点は、kposting や kminpaku など他の名古屋版製品と共通する。
活断層マップとの違い
活断層マップとは問いが違う。
- 活断層マップ: 「活断層の線の直上か、何メートル離れているか」という震源の話
- 本製品: 「その住所が何震度になり、液状化するか」という揺れの結果の話
住民が実際に知りたいのは後者であるという立場を取る。この種の判定設計は hazard-map-judgment に通じる。
設計の芯
「区域外」「判定対象外」「範囲外」を必ず分けること。これは unknown-vs-outside-distinction の実装例にあたる。
とくに液状化データには判定対象外を示す値が全体の28%あり、これを「液状化しない」と表示すると利用者は誤解する。名古屋市東部の台地に多く分布することを実測で確かめたうえで、危険度なし(PL=0)とは別の表示にしている。
判定そのものは決定的なコードで行い、AIの推測に委ねない(deterministic-core)。
技術構成
- MCPサーバーを同梱しており、claude-code や codex から住所判定をツールとして呼べる(mcp)
- PostGISもDockerも不要。SQLiteとPythonだけで動く(self-contained-php-app の系統にある軽量構成)
- メッシュは矩形なのでR*Treeだけで判定は0.2ms
- 外部の有料APIは使わず追加費用0円(no-external-data-egress の方針)
想定用途
自社サーバーに置いて内製化するための一式として提供され、販売代理店を通じた展開も想定されている(sales-partner-system)。全商品ソース同梱・AIエージェントで改変拡張可(ai-modifiable-software)というストア共通の方針のもと、デモを触ってから購入を判断できる。
関連製品
同じ災害判定シリーズとして、kurage-flood-hazard-map、kurage-landslide-hazard-map、kurage-tsunami-map、kurage-morido-map、kurage-disaster-risk-area-map、kurage-refuge-map があり、これらを束ねた kurage-disaster-judgment-set も存在する。
出典
Kurage.AI に質問する
