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荒川改修等に関する質問主意書
参議院 第1回 第118号
質問本文
一、荒川は水害の一番多い関東平野の川である、この川の両側の農民は、政府の治水に対する、薄情なる政策に苦悩し生きながらの地獄に居る。川底は数十年来、土砂のたい積により数尺も上り年々、水害に悩み、生活は、苦しくなつておる。堤防工事と川底改修に速かなる政策を問う。
二、今の坂東太郎と称さるる利根川は治水工事の日本一、悪い川である、昔の古利根川はその水流が低いので最良であるからこの附近に新らたに放水路を作るべきと信ずるが政府の処見を問う。
三、東村の利根川決潰地一帯は土砂により或は大沼と化し此所より新放水路とすることが自然の法則である。東武線、東北本線の鉄橋が大水害に協力し、これ等鉄橋に流木、草木の集積するにより堤防の決潰を見るものにて橋足二米前後速かに上るべきであるが何日の日に上げるか処見を問う。
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政府答弁書
荒川の改修工事は上下流の二つに区分し下流改修工事は昭和五年度に於て一応の竣功を見たのでありますが更に此の改修区間の維持修補の必要を認め引続き荒川維持工事として工事を実施し現在に至つて居ります。
又上流部改修工事は継続事業として一定計画の下に工事を実施しつつある現状でありますが国庫財政等の関係上完成に至つて居ないのであります。
今次出水の実情に鑑みましても急速に既定計画の完成を期しますことは勿論、今次の異状出水の対策につきましては目下全般的審議を致して居る次第であります。
更に利根川の根本治水につきましては既に増補計画に依つて樹立されて居り今次の出水に鑑み多少の変更は別として根本治水につきましては既定計画の遂行に依つて其の目的は達成し得ると信じて居る次第であります。
尚国有鉄道東北本線及び東武鉄道日光線の利根川鉄橋については利根川改修計画とも密接な関連があるのでその計画とにらみ合せの上至急今後の対策を樹立する必要があるが、その昂上の時期を確約することは目下のところ困難であります。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。