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受刑者の賞与金に関する質問主意書

参議院 第1回 第43号

提出者
参議院
提出日
1947年8月20日
内閣転送 1947年8月23日
答弁書受領日
1947年8月29日
提出から9日
答弁の項目数
0
質問 300字/答弁 317字

質問本文

現在受刑者の数は七万数千人に達しておるが、刑務作業に服して一ケ月五円か六円平均の賞与を受け、一ケ年の受刑後でも五十円か六十円であり、汽車の切符さへ求められないので出所後再犯する主要の原因となつておる、現在のインフレ時代に少なくも日給十円か十五円に値上げして出所後の汽車賃や再起資金を作つてやる親心が再犯防止と、又受刑者の救済になると信ずるが、政府の処見を問う。

右質問に対し政府は、如何なる見解を有するや、答弁を希望す。

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参議院の原文・経過

政府答弁書

刑務所において就業者に給与する作業賞与金は本年四月迄は入監した翌月から二ケ月と釈放の月とは計算しなかつたので昭和二十一年度作業賞与金計算高は月額一人当平均六円位であつたが本年五月一日より実際就業した者には仕事を始めた日からの就業日数の全部について計算することに改正し且その額を引上げ釈放後の経済生活の発足に資することにした、これによつて月額最高一〇〇円位、平均して一二円位となつた。

併しその後物価の引上げ特に汽車賃の大幅引上げにより釈放後の帰住旅費及再生資金にも不足となつている現状であるから来年度の予算においては大幅に引上げる計画を立てている。

尚釈放時の帰住旅費に不足のときは監獄法第七〇条によつてこれを給与することにしている。

参議院の原文

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