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FSX(次期対地支援戦闘機)に関する質問

参議院 第102回 第30号

提出者
参議院
提出日
1985年4月13日
内閣転送 1985年4月17日
答弁書受領日
1985年5月8日
提出から25日
答弁の項目数
2
質問 961字/答弁 954字

質問本文

FSX(次期対地支援戦闘機)に関する質問主意書

防衛庁は現在、FSX(次期対地支援戦闘機)の問題について、検討を進めているが、これに関連して質問したい。

一 FSXの選定について、防衛庁は、これまでどのような検討作業を行つたのか。最近の一年間に限定して、具体的に述べていただきたい。

二 防衛庁技術研究本部が、国産化可能との報告書を提出した事実はあるか。

三 報告書が実在ならば、その内容をすべて明らかにしていただきたい。

四 FSXの国産化は、既に最も有力な方向なのか。

五 FSXの国産化以外の選択肢はもはやあり得ないのか。

六 FSXの国産化が、何故、有力なまた最も望ましい選択肢なのか。

七 FSXの国産化は、なお最終的な結論ではないと仮にするならば、現在どのような複数の選択肢が残されているのか。

八 国産化にせよ他の方向を選びとるにせよ、FSX問題の結論のタイムリミットは、いつなのか。

九 国産化を一つの選択肢として、防衛庁の見解を聞いておきたいが、エンジンはどの国のどのようなタイプを考えているのか。

十 基本構想は双発機ではないか。

十一 FCS(火器管制装置)の完全国産化は可能か。

十二 FSXの要求性能についてはどうか。

十三 FSXについては、どのような運用を考えているのか。

十四 F15の開発費はおよそ一兆円、欧州機のトーネードは五千億円と聞くが、FSX開発に要する費用は、どれくらいと見込んでいるのか。

十五 FSXの開発期間は、どれくらいを考えているのか。

十六 一機八十億円くらいと三菱重工側はいつているようだが、防衛庁はどのように考えているか。

十七 また、FSXを何機くらい購入、整備する考えか。

十八 FSX問題は、今後どのような手順とタイムスケジュールで、最終的な国防会議まで持ち込むのか。

十九 五九中業案の中には、FSX問題はどのように盛り込む考えなのか。

二十 この問題は、特定メーカーや制服の願望には、いささかも影響されてはなるまい。厳正的確にして、緻密な政治の側、特に立法府と行政側のチェックが肝要であると考えるがどうか。

二十一 重ねて聞くが、FSXの国産化は果たして可能なのか。また、最良の選択と断言できるのか。だとすれば、その論拠を併せて伺いたい。

右質問する。

参議院の原文・経過

政府答弁書

一、四から八まで、十二、十三、十七及び十九から二十一までについて

(一) 航空自衛隊が現有している支援戦闘機F-1の後継機(以下「FS-X」という。)については、現在、防衛庁において機種選定に必要な基礎的データの収集作業等を実施しているところであり、具体的な候補機種等について申し述べる段階にない。

(二) 現有F-1については、防衛庁において昭和五十七年から昭和五十九年まで実施した疲労状況等の調査の結果、同機の耐用命数は、三千五百時間から四千五十時間に延長されるとの結論を得た。

これにより、F-1の減勢開始時期が昭和六十年代後半から昭和七十年代前半に延伸したため、FS-Xについては、外国機の導入のみならず国内開発の可能性も検討の対象となり得ることとなつた。

(三) また、最近一年間においては、引き続き外国機に関する性能諸元及び将来の技術的可能性等に関する基礎的データの収集作業を続けるとともに、国内開発の技術的可能性等についても検討を始めたが、これはあくまで具体的機種選定作業に入る前段階の検討作業であり、これをもつてFS-Xを国産機に絞つたというものではない。

(四) なお、具体的機種選定作業に当たつては、当然のことながら、各種の選択肢について幅広く検討し、公正かつ適切な機種選定を行いたいと考えている。

(五) 五九中業については、現在、防衛庁において作成作業中であり、いまだ、その内容について具体的に申し述べる段階にない。

二及び三について

FS-Xの国内開発の技術的可能性については、御質問の時点以後において、防衛庁技術研究本部がその検討状況を中間的に取りまとめて航空幕僚監部に回答した事実はあるが、同本部は、現在、更に検討を進めているところであり、その内容について申し述べる段階にない。

九から十一まで及び十四から十六までについて

FS-Xの国内開発の技術的可能性については、現在、防衛庁技術研究本部が検討を進めているところであり、御質問の事項について具体的に申し述べる段階にない。

十八について

FS-Xについては、現在実施している国内開発の技術的可能性等の検討結果を得た後、具体的な機種選定作業に入ることになろうが、現時点においては、その具体的な見通しについて申し述べる段階にない。

参議院の原文

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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。

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