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鳩山総理とクリントン米国務長官とのミスコミュニケーションに関する質問主意書
参議院 第174回 第3号お答えすることは困難 ×3
質問本文
昨年十二月十七日のコペンハーゲンでの晩餐会において鳩山総理はクリントン米国務長官に、「沖縄県民の期待が高まっている。日米合意は重いが、強行すると結果はどうなるか大変危険だ。選択を考えているので、しばらく待っていてほしい」と要請し、これに対しクリントン長官は「よく分かった」と答えたと、鳩山総理は同行記者団に説明したと報道されている。しかし、米国に帰国したクリントン長官は、同月二十一日、藤崎駐米大使を国務省に緊急に招請し、日米合意に基づき米軍普天間基地の辺野古への移設計画を早期に実施するように求め、また、「クリントン長官に十分に理解いただいた」と鳩山総理が説明したことが明らかに事実ではなかったという報道が米国においてもなされている(平成二十一年十二月二十九日付けワシントンポスト)。日本国総理と米国国務長官との間においてこのような重大なミスコミュニケーションがあったことを受け、日本国民の多くは日米外交の今後に危惧を覚えている。
そこで、以下のとおり質問する。
一 鳩山総理は、昨年十二月十七日の晩餐会においてクリントン長官に対し普天間基地移転について、どのような説明を行ったのか、鳩山総理が話した言葉及びそれを訳した英語についてわかる範囲で明らかにされたい。
二 これに対し、クリントン長官はどのように応えたのか、クリントン長官が話した英語及びそれを通訳が鳩山総理に訳した日本語をわかる範囲で明らかにされたい。
三 これらの通訳を行った外務省職員の氏名、現在の役職及び通訳経験について明らかにされたい。
四 クリントン長官は昨年十二月二十一日、国務省において藤崎駐米大使に対し、どのような発言を行ったのか。その詳細を明らかにされたい。
五 国務省に駐米大使が呼び出されるというような事態は過去三十年にさかのぼり何回あり、それぞれどのような要件であったのか、その詳細を明らかにされたい。
また、クローリー米国務次官補は昨年十二月二十二日の記者会見において、駐米大使は呼び出されたのではなく、大使の方から会いに来た旨発言しているが、事実関係を明らかにされたい。
六 日本国総理と米国国務長官とのこのようなミスコミュニケーションが起きた原因は何であったと鳩山内閣は判断しているのか。さらに、今後の再発防止策はどのように考えているのか、鳩山内閣の見解を明らかにされたい。
七 これらの一連のやり取りは、ミスコミュニケーションではなく、鳩山総理かクリントン長官のどちらかが嘘をついているのではないかとの疑念が国民の一部にあるが、そのことについて鳩山内閣としてどのように申し開きをするのか。外交に対する国民の信頼が重要と鳩山内閣が主張するならば、客観的事実をもって明らかにされたい。
右質問する。
政府答弁書
一から三までについて
御指摘の晩餐会においては、鳩山内閣総理大臣とクリントン米国国務長官との間で、普天間飛行場移設問題に関しやり取りがあったが、通訳者に係る事項を含め外交上の個別のやり取りの詳細について明らかにすることは、先方との関係等もあり差し控えたい。
四について
クリントン米国国務長官は、平成二十一年十二月二十一日の藤﨑米国駐箚特命全権大使との会談において、日米同盟の重要性及び沖縄の基地問題の重要性について見解を述べたが、外交上の個別のやり取りの詳細について明らかにすることは、先方との関係もあり差し控えたい。
五について
お尋ねの過去三十年にわたって米国駐箚特命全権大使が先方の求めに応じて米国国務省を往訪した回数及び用件について網羅的に調査することは困難であるため、お答えすることは困難である。なお、平成二十一年十二月二十一日には、藤﨑米国駐箚特命全権大使はクリントン米国国務長官に招請され、会談を行ったものであり、大使の方から会いに行ったのではない。
六及び七について
御指摘の「ミスコミュニケーション」の意味が必ずしも明らかでなく、お答えすることは困難である。
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件名と質問本文の冒頭の意味が近いものを、前もって計算しておいた表から近い順に8件並べました(multilingual-e5-large)。同じ言葉を使っていなくても出ます。論点が少しずれていることもあります。